注目を集める新しいiPadは、3月16日、日本でも無事発売を迎えた。解像度を大幅にアップさせたRetinaディスプレイの採用で画面の美しさを絶賛する人がいる一方、目立つ新機能が用意されなかったことから失望の声も聞かれ、評価は賛否両論分かれたようだ。では、実際のところ、新しいiPadは好調に販売を伸ばすことができるだろうか。

新しいiPadは何が変わった?

 新しいiPadについては、既に多くの記事が出ているが、その特徴について簡単に振り返ってみよう。

 従来のiPad2から大きく変わった点は、Retinaディスプレイを採用し、解像度が4倍になったことだ。これにより、従来のiPad2にあったドットのアラが目立たなくなり、写真や文字などがよりスムーズで、見やすくなっている。

 解像度が大幅にアップしたことで、グラフィック処理にかかる負担は大きくなったと考えられる。だが、従来より高速な“A5XデュアルコアCPU”を採用したことで、従来と同様の快適な操作感を実現している。動作時間もiPad2と大きな差がない。一方、厚さは0.6mm、重量は51gと若干増しているが、サイズ感を大きく変えるには至っていない。

 また、新しいiPadでは500万画素のiSightカメラへと移行。大幅に強化している。iPad2ではカメラが不満点として挙げられることが多かったことから、満足度を向上させる要素につながると考えられる。

Retinaディスプレイの採用で解像度が倍になった“新しいiPad”。CPUも強化され、ストレスない操作感を実現している
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iPad2での“弱点”だったカメラ機能も、500万画素のiSightカメラを搭載し大幅に機能が向上
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従来機種と比べ厚さや重量は若干増したが、大きく変化したという程ではない
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