加齢とともにバストは柔らかくなる

 さて、バストの“加齢の様相”は、「そげる、たわむ、流れる」といったカタチの変化ばかりではない。

 こちら、ご覧ください。ワコールの広報・宣伝部が制作した「世代ごとのバストの柔らかさの違いを表現した模型」(簡易版)である。

10代後半、20代後半、40代のバストの柔らかさの違いを表現した模型
[画像のクリックで拡大表示]

 模型で比較すると、10代のバストは硬く、ほとんど持ち上がらないが、20代は張りがあり、下から手で押し上げるとモリっと盛り上がる。人体の場合には、厚いパッドを入れればそのまま底上げとなり、脇からも寄せて“もりもりの谷間盛り”が容易に形成できるわけだ。

10代のバストは硬くてほとんど持ち上がらない
[画像のクリックで拡大表示]
20代のバストはモリっと持ち上がる
[画像のクリックで拡大表示]

 他方、40代のバストは柔らかい。模型を触ると、ぐにゃぐにゃというか、でろでろだ(あくまで比較用に作られた模型を触った感触です)。

40代のバストは柔らかい。下から手で押し上げてもパワーが柔らかさの中に吸収され、モリっと持ち上がらない
[画像のクリックで拡大表示]
40代女性のバストの柔らかさを表現した模型
[画像のクリックで拡大表示]

 女性の乳房は、「乳腺」と「脂肪」、そしてそれらをまとめるように支える「結合組織」「クーパーじん帯」からなる。加齢とともに乳腺が萎縮して少なくなる一方、脂肪が多くなり、皮膚の弾力性や柔軟性も低下して、バスト全体が柔らかくなるのだ。

立位状態でのバスト内部
加齢によるホルモンバランスの変化により、「乳腺」と「脂肪」の構成比が変わり、バスト全体が柔らかくなる。皮膚表面の弾力性や柔軟性も低下し、バストを支える力が弱まっていく(資料提供:ワコール)
[画像のクリックで拡大表示]

 そうすると、40代のブラジャー選びは、ただサイズが合っているだけではダメらしい。