No\.0001から自治体の承認順に製品番号を付けている。台紙の幅は名刺サイズで、名刺入れにコレクションできるようにした。価格は315円(画像クリックで拡大)

 全国の観光地では、ご当地の名物と人気キャラクターを組み合わせたストラップや根付などがお土産として売られている。その地域を訪れなければ購入できないレア感もあり、コレクションする人も多い。そんなご当地もの土産の世界に新たに登場した「ご当地マンホールストラップ」が注目を集めている。その地域の道路に埋設されているマンホールを35mmのサイズで忠実に再現したものだ。

 販売元であるエイジレス(愛知県春日井市)の野添充宏氏によると、開発のきっかけはキャラクターを使わないご当地グッズを作れないかという模索からだった。

 マンホールには市町村の花や観光名所・祭りなどがデザインされており、その地域ごとの特徴がある。しかしマンホールデザインを営利目的で商品化することは、どの自治体でも経験がなく、許可を得るのが難しかった。しかし何度も交渉を重ねるなかで、だんだん自治体担当者の意識が変わり、最終的には許可してもらえたという。「市民の方やその地域を訪れた方がお土産としてこのストラップを購入することで、マンホールが身近な親しみのあるものになればと考えています」と野添氏は話す。

 2011年12月25日に「No.0001愛知県犬山市」「No.0002愛知県稲沢市」、2012年1月10日に「No.0003愛知県豊橋市」「No.0004愛知県豊橋市」「No.0005愛知県豊橋市」を発売。2月22日までに1050個を販売した。購入者の95%は男性で、全種類購入する人も多いという。

 現在は土産物店とネットでの通信販売が主な販路だが、豊橋市では豊橋鉄道の社長からの要望で同鉄道の各駅での販売を予定している。エイジレスはマンホールストラップの種類を増やすとともに、マンホールデザインを使った別のアイテムの製作も検討している。

(文/北本祐子)