世界の中の日本の役割

 前回に続いて、長谷川祐子さん(東京都現代美術館・チーフキュレーター)のインタビューをお届けする。前編では主に以下のアングルから質問した。

1.美術館のキュレーターは展覧会の企画をどのように発想し、形にしていくのか
2.「キュレーション」という言葉がブームのように使われている昨今、長谷川さんの手法や経験(美術分野のスキル)をほかのフィールドに生かすにはどうすればいいのか

 未読の方は“入門編”としてお目通しいただければ幸いだ。

 今回はキュレーションの応用術としての“グローバル編”。アートという窓を通して世界を見て来た長谷川さんに、日本と海外のアート観の違い、日本のクリエイションやコンテンツの今後の可能性、世界が日本に求めている役割などについて聞いた。

(写真/稲垣 純也)