以前にもこの連載で紹介したアップルの「Apple TV」がパワーアップした。2011年10月に登場したアップルのモバイル製品向けOS「iOS 5」によって、無線LAN経由でiPhone/iPadの画面をテレビに出力できる「AirPlayミラーリング」に対応したのだ。

アップルの小型セットトップ・ボックス「Apple TV」(直販価格8800円)
[画像のクリックで拡大表示]

 前回紹介したように、従来からiPhoneやiPad内の動画や音楽、写真をApple TV経由でテレビに出力できる「AirPlay」には対応していた。だがゲームなどのアプリをテレビに出力するためにはiPad 2と「Apple Digital AVアダプタ」が必要で、iPhoneシリーズには対応していなかったのだ。

 iOSへのバージョンアップによって可能になったAirPlayミラーリングとは、無線LAN経由でiPhone 4SとiPad 2(iPhone 4以前のモデルや初代iPadには非対応)の画面をそのままテレビに出力(ミラーリング)できるというもの。

[画像のクリックで拡大表示]

 では、実際に使ってみることにしよう。

 まず、iPhone 4SもしくはiPad 2とApple TVを同じネットワークに接続する。Apple TV側は「設定」メニューの「AirPlay」をオンにしておく必要がある。

 続いてiPhone 4S/iPad 2のホームボタンをダブルクリックし、下のメニューを右にフリックすると、AirPlayアイコンが表示される。アイコンはネットワーク状況などによって表示されないこともあるので、その場合は一度無線LANに接続し直すなどすればうまくいくことが多い。

 AirPlayアイコンをタップすると、「Apple TV」というメニューが現れるのでタップしてチェックを入れる。続いて「ミラーリング」というボタンをオンにすると、iPhone 4S(iPad 2)の画面がテレビに表示される。

iPhone 4Sの設定画面。ホームボタンをダブルクリックしてAirPlayアイコン(□と▲が組み合わさったようなアイコン)をタップし、「Apple TV」を選んでからミラーリングを「オン」にするとミラーリングがスタートする。これを「オン」にしないと、従来と同じAirPlayモード(動画、写真、音楽だけをApple TVで再生できるモード)になる
[画像のクリックで拡大表示]