新世代ゲーム機「PlayStation 3」が2006年11月に発売されてから丸5年。その間、『メタルギアソリッド』(コナミデジタルエンタテインメント)や『バイオハザード』(カプコン)、『ファイナルファンタジー』(スクウェア・エニックス)など名だたる人気ゲームシリーズの新作が続々と登場し、世界中のゲームファンを魅了し続けた。

 超高速CPU「Cell Broadband Engine」を搭載し、3Dキャラクターが縦横無尽に動き回る流麗なグラフィックスを味わえるだけでなく、ネットワーク機能を利用したコミュニケーションや対戦機能なども楽しめる。登場して5年が経過したが、未だに色あせないPS3の魅力だ。

 体感ゲームをプレーできる「PlayStation Move」なども登場し、PS3でできないことなんてないんじゃないの?……なんて思えてしまうほどソフトも周辺機器も充実してきたのだが、一つ大きな不満点があった。それが「カラオケ」だ。

2011年11月に発売された数量限定のPlayStation 3新色モデル2機種
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「PS3では今までカラオケを楽しめなかった」という衝撃

 2011年初頭のある日、筆者は両親に「自宅でカラオケを楽しみたい」という相談を受けた。30年ほど前に8トラやカセットテープに対応する機械を導入して以来、久々の「自宅カラオケ」である。

 自宅カラオケというと、テレビ通販などでもたまに取り扱われるカラオケ専用機を思い浮かべる人も多いことと思う。1万~2万円程度で導入できるのが魅力ではあるものの、歌える楽曲を増やすためには追加でメモリーを購入しなければならず、そのコストがネックに感じていた。

 両親宅には既にPS3があったため、PS3対応のカラオケソフトがあればそれですべてが解決するはずだった。しかし残念ながらそのようなソフトはなく、結局「Wiiとカラオケソフト、マイクを購入する」という方法を提案することとなった。せっかくPS3でBDコンテンツを再生したりゲームをプレーする環境が整っているのに、ゲームをそれほどプレーすることもない筆者の両親がなぜだかゲーム機を2台も所有することになってしまったのだ。

Wiiでカラオケを楽しめる『カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX』の画面。こちらはマイク1本同梱でメーカー希望価格4200円の“お買い得版”が2011年12月8日に発売される
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 PS3は2万5000円程度でBDやDVDを再生したりゲームを楽しめるので、コストパフォーマンスはなかなか高い。Wiiもカラオケ専用機と比べれば決して高くはない。だが結果的にゲーム機を2台持つことになってしまうと、どうもコストパフォーマンスは良くないように思えてしまう。

 そんな中で、ようやくエクシングからPS3向けのカラオケソフト『JOYSOUND DIVE』が登場したというわけだ。同社のWii向けソフト『カラオケJOYSOUND Wii』を指をくわえて見ていた人には、とてもうれしいソフトだろう。次のページから、JOYSOUND DIVEの使い勝手に迫っていくことにしよう。

『JOYSOUND DIVE』のWebサイト
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