ニューブランドモデルが続々登場

試乗希望者多数となっていたターンの「Verge X20」(31万5000円)は、ターンの中でも最上級モデル。日本国内50台限定販売。20速、ホイールサイズは20インチで重量は9.3kg。SRAM REDを採用している
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 今年のサイクルモードはニューブランドの参入も見られた。例えば「グラファイトデザイン」。1989年の創業以来、ゴルフのカーボンシャフト製造で知られるが、2007年からサイクル事業をスタート。カーボン専門メーカーとしての技術を活かし、プロチームへの機材供給から始まり、過酷なレース現場からのフィードバックを得て、それを解析しながら製品を開発。2009年にフロントフォーク、2010年にロードフレーム2機種を販売した。今年はさらに「DOKKE XC」「DOKKE AM」でMTBフレームにも参入した。

 1970年創業で、ウィンドサーフィンのセールやリグなどを製造する「ニールプライド」も、自転車業界ではニューブランドの1つ。海外では2011年から自転車業界に参入し、サイクルモードをきっかけに日本市場にも本格参入する。デザインはBMWデザインワークスが担当。今回のブース自体は大きなものではなかったが、デザイン性の高さで注目を集めていた。

 ニューブランドで特に目立っていたのが、2011年6月にデビューした「Tern(ターン)」。デザインはアメリカ、製品技術はフィンランド、パーツコントロールはドイツ、生産地は台湾など、グローバルを売りとする。実はターンは、折りたたみ自転車の名門「DAHON(ダホン)」から飛び出したブランドだ。ダホンの中でも上級モデルである「Vector(ベクター)」シリーズを継承するモデルがメーン。新しいブランドながら、すでにファンがいるのはこのためだろう。

 フラッグシップモデルの「Verge X20」(31万5000円)は20速で軽量なモデルで注目度は高いが、今のところ最も人気が高いのが30速の「Verge X30h」(19万95000円)。後者はダホンのベクターシリーズと比べるとかなり割安感がある。なおかつクオリティーは高い。「DoubleTruss(ダブルトラス)」というフレーム形状も特徴的だ。なおターンでは20インチモデルだけでなく、24インチモデル「Eclipse P9」(10万5000円)や、26インチモデル「Joe D24」(6万6150円)といった、新たなカテゴリーにも参入している。

ターン「Verge X30h」(19万95000円)は試乗申し込みも多かったモデル
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ターン「Verge P18」(12万6000円)は18速、重量11.6kgでフォールディングバイクでありながらロードバイクの装備を持つハイスピードスモールバイク
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ターン「Eclipse P9」(10万5000円)。24インチ、13kg
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