ソニーからデジタルサラウンドヘッドホンの最新モデル「MDR-DS7500」が登場した。以前にこの連載で紹介した「MDR-DS7100」(2009年10月発売)の上位機種となるモデルだ。バーチャル7.1chサラウンド再生に対応し、プロセッサー(センターユニット)とヘッドホンを2.4GHz無線で接続する点はDS7100と同じ。だがDS7500は光デジタル入力に加えてHDMI端子も備えたため、よりさまざまなAV機器と接続しやすくなったのが大きな特徴となっている。

 10月10日発売で、メーカー希望小売価格は4万9350円。実勢価格は3万9800円前後だ。

ソニーが2011年10月10日に発売する7.1chワイヤレスサラウンドヘッドホン「MDR-DS7500」。実勢価格は3万9800円前後
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3DパススルーやARCに対応し、AVセレクターとしても使える

 MDR-DS7500はプロセッサーとヘッドホンを2.4GHz帯の無線で接続するワイヤレスヘッドホンで、バーチャル7.1chサラウンドによって臨場感あふれるサウンドを楽しめる。

MDR-DS7500のプロセッサー部。操作ボタンのほか、選択中の入力端子やサラウンドモードを表示するインジケーターを備えている
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プロセッサーの背面端子部。HDMI入力3系統と光デジタル入力およびスルー出力各1系統、アナログ音声入力(ステレオピンジャック)1系統を備える
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 従来機種のDS7100は光デジタル入力2系統とステレオピンジャック1系統のみの対応だったが、DS7500では光デジタル1系統とステレオピンジャック1系統に加えて、HDMI入力3系統を搭載。本体前面のボタンで手軽に切り替えられるようになっている。HDMI入力3系統を備えたことで、BDレコーダーやPlayStation 3、以前に紹介した「Wii To HDMI Converter」を接続したWiiなどさまざまな機器をHDMI端子に接続してサラウンド・サウンドを楽しめる。

 HDMI 3系統は最近のテレビなどでも決して多い方ではないが、光デジタル1系統とステレオピンジャック1系統を利用すればオーディオ機器なども接続できるので、かなり使い勝手は良さそうだ。

 HDMI出力端子を1系統備えており、入力を切り替えることでHDMIセレクターとしても使える。HDMI入力端子の少ないテレビなどでは重宝することだろう。HDMIケーブルからの3D信号をそのまま出力する「3Dパススルー」にも対応している。ブルーレイ3D対応のBDレコーダーやBDプレーヤーと3D対応テレビとの間に接続して、3Dコンテンツのサウンドを楽しむことも可能だ。

 ARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応しているので、HDMIケーブル1本を接続するだけでテレビの音をDS7500で聴くこともできる。HDMIリンク(ブラビアリンク)にも対応している。