1996年に規制緩和された日本のサプリ市場

 健康に対する消費意欲が高まるのは高齢化社会の必然である。私も現在48歳と高齢者予備軍のひとりだが、近年、だんだん有機野菜を購入する比率が増えたり、健康に良いシューズやグッズを購入したり、ゆがんだ背骨をカイロプラクティクスで戻してもらう回数が増えたりしている。私の周囲の状況も、話を聞いてみると似たようなものだ。

 中でも手軽に健康を手に入れた気分になれるのが、健康補助食品やサプリメントである。私の場合、30代から飲み始めたサプリメントの種類はどんどん増え、現在では、毎日5種類のサプリを消費するようになった。マルチビタミン、フィッシュオイル、ガーリック、グルコサミン、そして、セサミンである。理由は、毎日の食事から不足するビタミンやミネラルを補給し、血液をなるべくさらさらに保ち、ひざや関節の痛みを予防し、少しでも長生きをしたいからだ。

 これだけたくさんのサプリメントをとる理由はこれだけではない。価格が手ごろだからだ。日本では、1996年に米国からの外圧もあって、サプリメントが販売できるように規制が緩和された。その際に、大塚製薬が米国のネイチャーメイドをそのまま輸入する経営判断をしたことで、その後のサプリメント市場の価格が適正化された。私は日本のサプリ市場の発展にはこの大塚製薬の貢献が大きいと考えている。

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 図1に私が常用しているサプリメントの市場価格をまとめてみた。薬局薬店で比較的簡単に手に入る大塚製薬のネイチャーメイドと、コンビニで販売されているDHC、そして通販で購入できるサントリーウエルネスのセサミンEプラスである。