大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(C)2009「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」製作委員会(画像クリックで拡大)

 日本国内では2009年12月に封切られた『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』。この映画が今年5月13日に中国で、日本映画史上最大規模の1000スクリーン以上で劇場公開され、初日から3日間で興収1400万元(1億7500万円/1元12.5円計算)を稼ぎだし、初登場4位という好スタートを切った。

 中国で公開される日本映画自体がまだまだ少ない中で、1000スクリーンという公開規模の大きさや、初登場4位という奮闘ぶりには正直驚かされるばかり。「伏兵」と言っては失礼だが、ノーマークだったこの映画が、一体、どのような経緯で中国公開に至ったのか?

 そこまでの道のりを、今回の仕掛け人であり、日本が世界に誇る「ウルトラシリーズ」を手がけてきた円谷プロダクションの社長、大岡新一氏と映像事業本部副本部長で海外事業を統括する江崎隆明氏に語ってもらった。

大岡新一(おおおか・しんいち)氏
1947年、東京都生まれ。1969年に撮影助手として円谷プロダクションに入社。72年に同社退社後、フリーとしてテレビ、展示映像、劇場映画等の作品に、撮影及び特技監督として参加。2004年に製作部長として再び円谷プロダクションへ入社。翌2005年に取締役製作本部長。2006年に常務取締役製作本部長。2008年に代表取締役副社長となり、同年、代表取締役社長に就任。現在に至る