ここで簡単にウルトラシリーズについて振り返っておこう。

 今年、2011年で45周年を迎えた同シリーズが日本で始まったのは、1966年のこと。この年の1月に石坂浩二のナレーションも印象的な『ウルトラQ』が誕生し、同番組終了後の同年7月より巨大ヒーローものの先駆けとなった『ウルトラマン』がスタート。翌1967年には『ウルトラセブン』の放送も始まった。

 『~セブン』終了後、2年半の歳月をおいて1971年に登場したのが『帰ってきたウルトラマン』だ。以降、同シリーズは、1972年に『ウルトラマンA』、1973年に『ウルトラマンタロウ』、1974年に『ウルトラマンレオ』と、毎年1タイトルずつ放送されていった。

 そして『~レオ』終了から4年を経た1979年には、シリーズ初のアニメ作品となる『ザ☆ウルトラマン』が放送される。ただ翌年には再び実写に戻って『ウルトラマン80』の放送がスタート。この作品の後、同シリーズは16年にわたりテレビから遠ざかる。

 再びテレビ放送として復活したが、1996年の『ウルトラマンティガ』だ。1997年には『ウルトラマンダイナ』、1998年には『ウルトラマンガイア』が誕生し、後に「平成3部作」と呼ばれるようになる。

 また、この頃からライダーシリーズや戦隊シリーズもの同様に、主人公たちのイケメン化が始まる。平成3部作でもV6の長野博、つるの剛士らイケメン俳優が主人公を務め人気を博した。その後、新たに『ウルトラマンコスモス』(2001年)、『ウルトラマンネクサス』(2004年)、『ウルトラマンマックス』(2005年)、『ウルトラマンメビウス』(2006年)といった作品が作られ、今日に至っている。

『ウルトラQ』
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『ウルトラマン』
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『ウルトラマンセブン』
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『帰ってきたウルトラマン』
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『ウルトラマンA』
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