梅雨が明ければ、ビジネスマンにとって過酷な夏が到来。特に2011年は電力不足に備えた節電で例年にない暑さとの闘いになる。環境省が6年前に提唱したクールビズファッションはさらにカジュアル化し、「スーパークールビズ」となった。本格的な夏を控え、紳士服売り場ではすでに熱い商戦が繰り広げられている。

 ただ、自分がどんな格好をすればよいかわからない人も多いはず。環境省内ではアロハシャツ、Tシャツ、キレイめジーンズの着用も認めているが、実際のビジネスシーンでカジュアルなシャツを着るのは難しい。ユニクロが首都圏在住のビジネスマン300人を対象に行ったアンケート調査によると、「本音はもっとカジュアル化したいが、する予定はない」と答えた人が4割以上を占めた。その理由として「会社から指示が出ていない」「明確な指標がないのでどこまで可能かわからない」「取引先の対応次第」など会社や取引先の動向に合わせるという声が多い。

 また、2011年に着る予定のクールビズアイテムの上位は「ノータイ仕様シャツ」と「速乾・消臭などの機能付きシャツ」。「ポロシャツ」「チノパン」といったカジュアルアイテムは2010年より増えたとはいえ、2割程度にとどまっている。「ノーネクタイにノージャケット」スタイルは一般化したものの、カジュアル化へのハードルはやや高いようだ。

ユニクロのスーパークールビズ発表会では一般のビジネスマンがモデルとして登場した(画像クリックで拡大)

アオキの店頭では靴や冷感グッズも販売(画像クリックで拡大)

コナカは2011年春、東京・新橋の旗艦店内に「クールビズステーション」を開設した(画像クリックで拡大)

オンワード樫山は「Jプレス」「五大陸」などメンズ7ブランドでクールビズを提案(画像クリックで拡大)

三陽商会のクールビズはジャケット着用スタイルが基本(画像クリックで拡大)