GPS機能を搭載した、光学14倍ズームモデル。撮像素子は1/2.3型の有効1210万画素の高感度CMOSセンサー、レンズには35mm判換算で28~392mm相当をカバーする光学14倍ズームを搭載している。ボディーカラーには、ブラック、レッド、ブルーの3種類を用意。

 注目すべき機能は、なんと言っても最近主流になってきたGPS機能だろう。ある程度開けた場所であれば、電源を入れて少し待つとGPS電波の受信が始まる。また、ロガー機能も搭載しており、この機能をONにしておけば電源オフにしたままでも定期的に位置情報を記録してくれる。旅行には最適の機能だろう。

 操作性に関しては、非常に良く出来ている印象。ボタン類も押しやすい。また、コントローラーホイールを搭載しているので、設定の変更なども楽々。直感的に撮影モードを変更できるモードダイヤルも便利だ。

 撮影機能としては、カメラが自動的に32シーンを認識して最適な設定にしてくれる「こだわりオート」からマニュアルまで、多彩なモードを用意している。モードダイヤルには、トイカメラ風やジオラマ風のフィルターが入った「クリエイティブフィルターモード」があるため、今までのようにシーンモードから選ぶ必要がなくなり、非常に使いやすくなった。フルハイビジョンの撮影が可能なムービーも、撮影中の光学ズームや240fpsのハイスピード撮影に対応している。

 画質は、高感度センサーと画像処理エンジンDIGICの組み合わせによるHS SYSTEMのお陰で、高感度性能が非常に高い。常用でISO1600まで使っても良さそうだ。解像感などを重視する場合は、ISO800くらいがベストだろう。また、色の発色は実際の被写体に近く、ニュートラルな印象。彩度が足りないと感じた場合は、マイカラーモードを「くっきりカラー」などに設定するといい。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、PowerShot SX230 HSの実力をじっくり見定めてほしい。

キヤノン
PowerShot SX230 HS
実売価格:4万円前後
発売予定日:2011年3月3日
有効画素数 約1210万画素
光学ズーム 14倍
記録メディア SDカード(SDHC、SDXC対応)、マルチメディアカード(MMCplus、HC MMCplus対応)
液晶 3.0型ワイドTFTカラー液晶(約46.1万ドット)
最高ISO感度 6400
●撮像素子:1/2.3型裏面照射型高感度CMOS(約1280万画素)●最大記録画素数:4000×3000●レンズ焦点距離(35mm判換算):28~392mm●開放絞り値:F3.1~F5.9●最短撮影距離:5cm●連写:最大8.1枚/秒(ハイスピード連写時)●動画:1920×1080(24fps)●バッテリー:専用充電池(NB-5L)●サイズ:幅10.57×奥行き3.32×高さ6.16cm●重さ:195g(本体のみ)

●撮影モード:トイカメラ風●絞り:F4.0●シャッター速度:1/1250秒●ISO感度:100●焦点距離:9.8mm(35mm判換算:約54.9mm)(画像クリックで拡大)