前半では、売り切り型のメガネ量販チェーンが台頭し、特に年代の若い層で低価格メガネの購入が増えているというデータを紹介した。後半では、今後購入したいメガネのタイプや、国内のメガネショップの認知度などについて紹介したい。

日経BPコンサルティング 岡田 華織

フレームは、ふちで囲まれたフルリムタイプとチタンの組み合わせがトップ

 現在メガネを使っていて、今後メガネを「買い替えたい」、あるいは「買い足したい」と答えた7468人に、買いたいと思うメガネフレームの形状と素材を尋ねた【図1】。形状は縁があるかないかと、縁の場所によって以下の4パターンを提示した。

  ・縁がすべてフレームで囲われているタイプ(以下、「フルリムタイプ」)
  ・上部分のみ縁があるタイプ(以下、「ナイロールタイプ」)
  ・下部分のみ縁がある(以下、「逆ナイロールタイプ」)
  ・縁なしタイプ(以下、「ツーポイントタイプ」)

 最も購入意向が高かったのは「フルリムタイプ」だ。尋ねた「形状×素材」の中で、この形状にチタン素材という組み合わせ(35.1%)が、最も人気が高かった。また、「ナイロールタイプ」、「逆ナイロールタイプ」、「ツーポイントタイプ」のいずれも、チタンとの組み合わせでの人気が最も高い。

 形状は全年代を通して「フルリムタイプ」がトップだったが、素材は年代別に好みが割れた。20代、30代では「プラスチック」、40代以降では「チタン」がそれぞれトップに立った。「色」「デザイン」を重視する傾向のある若い世代(前半記事参照)は彩色バリエーションが豊富なプラスチックを選ぶようだ。

【図1】買いたいと思うメガネフレームの形状
メガネ利用者、かつ、今後の購入意向(買い替え・買い足し)がある人ベース n=7468

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 新しく買うメガネに求める機能では、上位3つに「UVカット」(54.4%)、「傷つき防止」(53.4%)、「曇り止め」(42.4%)が入った。女性はどの年代でも「UVカット」が6割を超える。メガネにおいても紫外線の抑止効果は女性を惹きつけるようだ。また、60代以上では反射光などをカットする「偏光機能」や、屋外と屋内で光を調節する「調光機能」を支持する割合が、他の年代に比べて高いという特徴も見られた。