[オート編 2]

1週間キャップし忘れても書ける!
なめらか固形マーカー蛍光ルージュ

 固形インクを使った蛍光マーカーが「ルージュ」だ。固形インクを使っている、と言われてもなかなか想像しがたいかもしれない。

 蛍光マーカーと言うと液体インクを使ったものが一般的だ。しかしルージュのキャップをはずすと出てくるのはまるでクレヨンのような固形インク。ちなみに固形インクの蛍光マーカーは、オートのルージュ以外は、ステッドラーが出している「テキストサーファー ゲル」くらいのもの。

 ルージュという名前は、使うと減る固形インクを尻軸を回し繰り出す形が、口紅のそれに似ている、という所から名付けられたらしい。実際、まるで口紅で文字を書いているような独特の書き味は、ちょっとクセになりそうな気持ちよさだ。

 「固形インクの特徴がドライアップに対する強さ。キャップをし忘れても1週間くらいなら問題なく書けます。また辞書のような薄い紙でも裏写りの心配がなく、インクジェット紙の上でもにじみません。インク残量もはっきりわかりますね」(オート 企画開発部の森憲一氏)。今のところ耐水性や耐光性がほとんどないという弱点はあるが、マーカーという特性上、筆記した物を長期間保存することは少なく、機能として必要十分以上と言えそうだ。

 楕円形の軸は、握りやすいだけでなく、持ち替えずにマーカーのペン先の角度に合った握り方ができる。インク漏れもなく、このマーカーで塗った上からも文字が書けるし、ペン先が汚れてもそこを削るだけで新品同様に使える。万一子供が口にしても大丈夫だという。特に、裏に抜けないのがとても便利で、普段マーカーを使わない筆者も、これなら使いやすいと感じた。欠点としては、クレヨン同様、どうしても線が太くなることかもしれないが、これは使い方次第かも。

オート「なめらか固形マーカー 蛍光ルージュ」各色157円
独特な楕円形の軸をした、蛍光マーカー。固形インクを使っているのが特徴。右上から、蛍光オレンジ、蛍光イエロー、蛍光ピンク。ピンクが一番の売れ筋だそうだ(画像クリックで拡大)

固形インクは、こんなふうに半透明。イメージとしてはクレヨンや石鹸に近い。ドライアップに強く、このまま放置しても1週間程度なら大丈夫。触るくらいでは指先にインクが付かないのも助かる(画像クリックで拡大)

尻軸を回転させると、インクが繰り出される。この仕掛けから「ルージュ」の名前が付いた。1本で約160mとマーカーとしては筆記距離が長い(画像クリックで拡大)

ヌルッとした書き心地がクセになる。水性インクの上からすぐ書いても、文字が滲まないし、マーカーの上からも普通に書ける。裏写りも気にしなくて良いので、気楽に使える。ただし、感熱紙やノンカーボン紙には使えないので注意(画像クリックで拡大)

(文・写真/納富廉邦)