アメーバブログなどインターネット上のサービスや広告業務を手がけるサイバーエージェントが、スマートフォン・ビジネスに本格的に乗り出す。4月27日、東京・お台場で開催したカンファレンス「スマートフォン2011春」の特別講演に登壇した、同社執行役員の長瀬慶重氏の講演によると、スマートフォンでのビジネスを拡大するためにいくつかの柱を用意する。

 メーンとなる大きな柱が、スマートフォン向けのコミュニティ・プラットフォーム「AmebaSP」(Ameba Smartphone Platform)を構築し、オープン化するというものだ。オープン化したAmebaSP上でアプリケーションを充実させることで、Web上のAmebaだけではない新しいサービスを提供できるようになる。

 アメーバでは、AmebaSP上のアプリケーションを増やすための施策を充実させる。まずは、コンテンツプロバイダ(CP)に向けて、3種類のAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)を利用できるようにする。一つは、ソーシャルゲームを開発するときに必要な共通機能を利用するためのAPIを公開する。二つ目はFacebookやTwitter、mixiなどのソーシャルメディアと連携するためのAPIも使えるように整備する。

 三つ目が「アメーバブログ」や「プロフィール」などの各種Amebaサービスと連携するためのAPIを公開する。これらを使うことで、自社のアプリと各種サービスを連携が容易になる。また、これらの機能を使えるようにしたiPhone用のSDK(ソフトウエア開発キット)を2011年6月から、Android用SDKを同年8月から提供するという。