本当の両親はこの2人だと言われても実感を持てない

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 希和子はその子を「薫」と名付け、逃亡生活を開始。報道に脅え、いつかは捕まると思いながらも、1日でも長くこの子と過ごしたいと願って、各地を転々としながら逃亡生活を続けていく。

 その希和子に4歳まで育てられ、彼女の逮捕と共に実の親の元に戻されたのが、後半の主人公となる恵理菜だ。「薫」と呼ばれていた恵理菜も、今では21歳の大学生になっている。だが、4歳で希和子から引き離され、本当の両親はこの2人だと言われても実感を持てなかった彼女は、心を閉ざしたまま大人になっていた。

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