常磐自動車道の復旧工事をわずか6日で工事完了したのを各紙が報道

 しかし、全体としては支援ムードが強い。

 エリザベス女王は、地震の被害者に哀悼のメッセージを発表。デヴィッド・キャメロン英首相は、今月22日に在ロンドン日本大使館を訪れ記帳している。被災者の救助活動のため、63名からなる専門チーム「英国国際捜索救助隊」が現地に派遣されている。また3月29日には日本からの要請で100トンのミネラルウォーターを提供(関連リンク)

 また、凄惨な模様が伝えられていくなかで英国民の間で日本人の評価が高くなっているのも事実だ。災害にあってもパニックにならず、落ち着いて行動する様子、ハイチ地震のときとは異なる秩序正しい行動は称賛されている。自らの命を危険にさらして、原発の復旧に力をつくす現場のスタッフ、自衛隊、警察、消防に対しても感嘆の声があがっている。

 先日は「NEXCO東日本」が公開した、常磐自動車道の復旧写真が、英メディアで大きな話題を集めた。地震で被害を受けた常磐自動車道の那珂インターチェンジ付近で夜を徹しての復旧作業の結果、わずか6日で工事を完了したのを各紙が報道。日頃から、道路や鉄道などの工事の遅延に悩まされている英国人にとっては、この早さはまさに神業で、英国人から驚嘆の声が寄せられた。日本の高い技術力と復興力を英国人に証明したといえるだろう。

左がNEXCO東日本が3月21日に発表した「(第39報)東北地方太平洋沖地震に伴う高速道路の状況について(関東支社)」。この復旧の写真が英国各メディアで報じられた(右)(画像クリックで拡大)