先々週から2週にわたってアップルの「Apple TV」の楽しみ方を紹介してきたが、今週はiPod/iPhoneシリーズのライバルでもあるソニー「ウォークマンシリーズ」を大画面で楽しむ方法を紹介しよう。

 iPhoneシリーズはiPodからスタートした「携帯音楽プレーヤー」の流れに「インターネット」や「アプリ」、「ゲーム」などの機能を加え、総合エンターテインメント機に進化したのはご存じの通り。それに対し、携帯音楽プレーヤーの“元祖”であるソニーのウォークマンシリーズは、ノイズキャンセリングヘッドホンやカラオケ、語学学習など音楽プレーヤーとしての機能を進化させてきた。

 ウォークマンシリーズは、映像や音声をテレビなどのAV機器に出力できるケーブルをラインアップしている。これを利用し、大画面ならではのウォークマンの楽しみ方を追求してみよう。

2980円で映像・音声のテレビ出力が可能に

 今回用意したのが、ウォークマンAシリーズ「NW-A855」(実売1万9800円前後)とウォークマンシリーズ専用のAV出力ケーブル「WMC-NWV10」(実売2980円前後)だ。ウォークマンに接続する「WM-PORT」端子のほか、コンポジット映像出力端子、RCA音声出力端子、充電やデータ転送に利用できるUSB端子を備える。

2010年11月に発売されたウォークマンシリーズのハイエンドモデル「ウォークマンAシリーズ」(写真は16GBメモリー内蔵の「NW-A855」。実売1万9800円前後)(画像クリックで拡大)

ウォークマンシリーズ専用のAV出力ケーブル「WMC-NWV10」(実売2980円前後)(画像クリックで拡大)

 接続は至って簡単だ。ウォークマンをケーブルのWM-PORT端子に接続し、映像・音声出力端子をテレビに接続する。その後、テレビ出力したい機能のオプションメニューから「テレビ出力」をオンにすればテレビにウォークマンの画面が出力される。

 まずは分かりやすいところから動画を再生してみよう。ウォークマンの「ビデオ」メニューから「全てのビデオ」などのメニューを開いて動画一覧を表示させる。そこでウォークマンの「OPTION」ボタンを押し、「テレビ出力」をオンにするとテレビにウォークマンの画面が表示される。一覧から再生したい動画を選択して再生ボタンを押すと、動画の再生がスタートする。動画をテレビに出力すると、ウォークマンの画面に映像が表示されなくなってしまうので、テレビに出力する時以外はテレビ出力オプションをオフにしておこう。

ウォークマンの貸出機に入っていた「FIFA CONFEDERATIONS CUP SOUTH AFRICA 2009」の映像をテレビに出力したところ(画像クリックで拡大)

 アナログ出力のためSD画質(標準画質)だが(そもそもウォークマンシリーズは720×480ドットまでの動画にしか対応していない)、手元の小さな画面で見る動画とは違った迫力があって楽しい。