台湾に本社を置く端末メーカー・HTCは15日、アンドロイドをベースにした“Facebookフォン”2機種やタブレット端末1機種を含む、計6機種の新端末を発表した。いち早くアンドロイドOS採用の端末を発売し、急激な成長を遂げているHTC。今度はSNSとの本格的な融合を他社に先駆けて進めることで、ミドルレンジ以上のスマートフォン市場でさらなる差別化を図る。

HTCの新端末6機種(画像クリックで拡大)

 6機種の新端末を一気に発表したHTCだが、なかでも注目は“Facebookフォン”2機種。Facebook本社すら存在を否定してきたFacebook特化型の端末が、ついに登場した。OSはアンドロイド 2.3.3。2.3のバグ修正を含む最新版だ。海外では4月から5月にかけて発売される見込み。

「HTC ChaCha」(画像クリックで拡大)

「HTC Salsa」(画像クリックで拡大)

 2機種の名称は「HTC ChaCha」(QWERTYキーボード付き)と「HTC Salsa」(フルタッチ型)。最大の特徴は、本体下部に備わる「f」ボタンだ。例えば写真の閲覧中にこのボタンを押すと、すぐさまFacebookへの写真投稿画面へと移り、キャプションを付けてその写真を投稿できる。同様に、テキストメモアプリで文章を書き、fボタンを押せば、そのままFacebookに投稿可能だ。アプリ間の移動の手間を省き、さまざまな情報を直接Facebookに送り込める作りになっている。また、電話帳アプリやメールアプリはFacebookの情報と自動同期。端末で管理している連絡先とFacebookで管理している連絡先を1つの電話帳アプリで扱うほか、独自のメールアプリでは通常のメールとFacebookのメッセージが並列に表示できる。

 次ページ以降では、Facebookフォン2機種を含めた実機の写真を紹介する。

新機種の発表はMWCとは別の会場で行われた(画像クリックで拡大)