スマートフォンの勢いは、ますます増すばかりだ。

 NTTドコモの山田隆持社長によると、同社は第3四半期までの累計で126万台のスマートフォンを販売。そのうち、2010年12月単月の販売台数は45万台に達し、同月のスマートフォン市場におけるキャリア別シェアで半分近くを占有(GfKジャパン調査)。首位に立ったと胸を張る。

 「Xperia」(製造はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)の累計出荷は60万台強、「GALAXY S」(製造は韓国サムスン)の累計出荷は30万台強。年度内には、当初計画の100万台増となる、250万台のスマートフォンの出荷を目指す。

 一方、auのスマートフォンも好調だ。

 KDDIの田中孝司社長は、2010年11月26日から出荷を開始したシャープ製の「ISO3」が「予想を上回る売れ行き。年度内の通期累計出荷は、当初は2桁の後半になると見ていたが、この調子では100万台を超えることになるのは確実」とコメントしている。

 両社ともに、昨年からAndroidを搭載したスマートフォンを投入。先行するソフトバンクモバイルの「iPhone」(製造はアップル)を追随する姿勢を鮮明にした。

 「スマートフォンのラインアップをそろえたことで、販売に弾みがついている。2011年度には端末の半分程度がスマートフォンになる」(NTTドコモの山田隆持社長)と、さらなる追撃態勢の強化にも余念がない。

NTTドコモの山田隆持社長(画像クリックで拡大)

NTTドコモは昨年12月のスマートフォンシェアで首位に立った(画像クリックで拡大)

KDDIの田中孝司社長(画像クリックで拡大)

おサイフケータイやワンセグなどを搭載したスマートフォン「IS03」(画像クリックで拡大)