パッケージには醸造の蔵をイメージしたデザインを採用。500mlで価格は305円(画像クリックで拡大)

 工場見学ツアーが人気など、最近は“作りたて”を味わうことがブームとなっている。“作りたて”はその場でしか味わえないものがあるので、人々はわざわざ足を運ぶ。そんな中、しょうゆの“作りたて”を家庭で楽しめる「キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生(なま)しょうゆ」がヒット中だ。

 しょうゆは、大豆と小麦にこうじ菌を混ぜ合わせてつくったしょうゆこうじに、食塩水を混ぜて発酵・熟成させたもろみから作られる。これを布に包んでしぼった状態が生しょうゆなのだが、広く流通させ、一定期間保存できるよう加熱殺菌し、色、味、香りを調えたものがこれまでの一般的なしょうゆであった。そこで独自開発した「逆止弁キャップ」を持つ容器を使用することで、開封後も90日間風味を損なわず、新鮮なままの使用できるようにし、加熱殺菌以降の加工をしない生しょうゆを流通させることを実現。手軽に作りたての味を手軽に味わえるとあって、2010年9月6日の発売以来、多くの小売り店舗で中容量しょうゆの売り上げ1位を記録しているという。売上数も調味料ジャンルは年間10億円でヒットとされているが、同社広報によると半期で8億円を達成する勢いとなっている。

(文/北本祐子)