冬のボーナスシーズンが到来した。日本経団連の発表によれば、大手企業165社の今年の年末賞与・一時金の妥結額は77万4654円(組合員平均)と、3年ぶりに増加に転じた。

 ボーナス商戦も盛り上がっているが、万一に備えて貯蓄に回す人も多いことだろう。当面使わないお金を銀行に預けるなら、普通預金よりも多くの利息が付く定期預金に預けるのが賢明だ。

 ただ定期預金だからといって、どの銀行に預けてもオトクとは限らない。金利を把握して預け先を選ばないと「すずめの涙」の利息すら取り逃すことになる。

 主な銀行の50万円の預入に対する金利をまとめたのが下の表だ。ゆうちょ銀行や大手銀行の1年ものの定期預金は、通常預金より金利が0.01%高いだけ。50万円預けたところで利息は50円しか増えないとあって、わざわざ定期預金を組む意味に欠ける。

 一方、インターネットでの取引を中心とした銀行の金利は比較的高めだ。今冬の狙い目はセブン銀行だ。2011年1月16日までのキャンペーンとして優遇金利を適用。例えば1年ものの定期預金(年0.4%)に50万円預ければ1600円の利息を手にできる。「五十歩百歩」といえばそれまでだが、普通預金に預けっぱなしにするよりはるかにマシだ。

 ソニー銀行でもキャンペーンとして3カ月、6カ月、1年ものの定期預金に特別金利を適用し、1年ものなら年0.35%の利息が付く。住信SBI銀行では1年ものだけに年0.35%の金利を設定。ただ、両行ともキャンペーン中でも市場情勢に応じて金利が変わる可能性がある。

■50万円預けた場合の定期預金金利(年あたりの利率)
銀行名(商品名) 定期預金 6カ月もの 定期預金 1年もの 定期預金 3年もの 定期預金 5年もの (参考)普通預金
ゆうちょ銀行 0.040% 0.040% 0.060% 0.080% 0.030%
みずほ銀行 0.030% 0.030% 0.040% 0.060% 0.020%
三井住友銀行 0.030% 0.030% 0.060% 0.060% 0.020%
三菱東京UFJ銀行 0.030% 0.030% 0.060% 0.060% 0.020%
りそな銀行 0.030% 0.030% 0.060% 0.060% 0.020%
ジャパンネット銀行 0.180% 0.210% 0.210% 0.220% 0.040%
住信SBIネット銀行 0.207% 0.350% 0.344% 0.436% 0.040%
ソニー銀行 0.350% 0.350% 0.310% 0.401% 0.020%
楽天銀行 0.150% 0.180% 0.190% 0.200% 0.030%
イオン銀行 0.220% 0.300% 0.300% 0.410% 0.030%
セブン銀行 0.350% 0.400% 0.450% 0.500% 0.050%
あおぞら銀行・インターネット支店(あおぞらネット定期) 0.300% 0.400% 0.450% 0.550% 0.020%
愛媛銀行・四国八十八カ所支店 0.330% 0.330% 0.360% 0.360% 0.020%
※表示利率は12月16日時点の税引き前のもの(店頭表示利率と異なる場合がある)
※赤字は期間限定のキャンペーンとして適用される利率を表わす
・住信SBIネット銀行は2011年3月31日までの預入分に適用(金利は変動の可能性あり)
・ソニー銀行は2011年2月28日までの預入分に適用(金利は変動の可能性あり)
・セブン銀行は2011年1月16日までの預入分に適用