PowerShotシリーズのフラッグシップモデル。高級感あるボディーとこだわりの操作感が魅力だ。撮像素子には有効約1000万画素の1/1.7型高感度CCDを搭載し、画像処理エンジンには「DIGIC4」を採用。高感度CCDセンサーとDIGIC4の組み合わせによる「HS SYSTEM」が、ノイズの発生をG10の約4分の1に抑えるという。レンズは35mm版換算で28~140mm相当をカバーする光学5倍。手ブレ補正には角度ブレとシフトブレを抑制する「ハイブリッドIS」を採用している。また、液晶モニターは可動式。2.8型約46.1万ドットクリアライブ液晶Vに加え、光学ファインダーも搭載している。

 電子ダイヤル、2段ダイヤルは直感的に操作できるため、設定の変更に素早く対応できる。ダイヤル式のISO感度や露出補正も一目で設定が分かる上、変更もスムーズだ。グリップ感も良く、非常にホールドしやすい。

 マニュアル機能が充実している一方で、初心者でも撮影を楽しめるよう、ジオラマ風、魚眼風といった様々なシーンモードも用意している。非常に完成度の高いコンパクトデジカメだと感じた。

 画質は、さすがはフラッグシップ機。非常にシャープで、作例を見ても分かるようにディテールまではっきりと描写している。高感度ISOに関しては、ISO1600まではノイズも少なく、常用できる印象。ISO3200になるとやはりノイズは目立つが、状況によっては十分使用できるだろう。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、PowerShot G12の実力をじっくり見定めてほしい。

キヤノン
PowerShot G12
実売価格:4万9000円円前後
発売予定日:2010年10月7日
有効画素数 約1000万画素
光学ズーム 5倍
光学ファインダー 実像式ズームファインダー
記録メディア SDカード(SDHC、SDXC対応)、マルチメディアカード(MMCplus、HC MMCplus対応)
液晶 2.8型TFTカラー液晶(約46.1万ドット)、視野率約100%
最高ISO感度 12800
●撮像素子:1/1.7型高感度CCD(約1040万画素)●最大記録画素数:3648×2736●レンズ焦点距離(35mm判換算):28.0~140.0mm●開放絞り値:F2.8~F4.5●最短撮影距離:約1cm●連写:最大2.0コマ/秒●動画:1280×720(24fps)●バッテリー:専用充電池(NB-7L)●サイズ:幅11.21×奥行き4.83×高さ7.62cm●重さ:351g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F4.0●シャッター速度:1/640秒●ISO感度:80●焦点距離:8.9mm(35mm判換算:約40.9mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F4.0●シャッター速度:1/1000秒●ISO感度:80●焦点距離:6.1mm(35mm判換算:約28.0mm)(画像クリックで拡大)