だが、10月29日の発売日を迎え、予約していたユーザーの手元にE-5が届き始めると評価が一変。口コミ情報は、E-5を賞賛する声で埋め尽くされた。

▼「E-5」情報ページのページビュー推移

ページビュー推移を見ると、製品の発表直後の盛り上がりがいったん落ち着いたものの、10月29日の発売日から再び急激な盛り上がりを見せている。製品を入手したユーザーの書き込みで口コミ掲示板が盛り上がったためだ
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 まずユーザーが評価したのが、解像感の高さだ。解像感を低減させる要因になるローパスフィルターを従来から弱めつつ、画像処理回路の改良でモアレなどの発生を抑制。写真の解像感を高める「ファインディテール処理」の追加により、E-3と比べて解像感を大幅に向上させた。

 描写力に優れるSHG(スーパーハイグレード)レンズ(通称:松レンズ)を使って撮影した昆虫や風景の写真を投稿したユーザーに対し、「解像感の高さに思わず鳥肌が…。これが松レンズの実力なのか」「もう他社のデジタル一眼レフは使えない」と高い賛辞が送られた。「ZUIKO DIGITALレンズの描写力を余すところなく引き出す、というE-5のキャッチコピーは本当だ。まるでレンズが生まれ変わったように感じる人は多いと思う」と評価する声も見られた。

▼「E-5」の口コミ情報で挙げられたキーワード

キーワードは、やはり「E-3」が多く語られている。次いで「レンズ」のキーワードが多く見られる
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 シャッター速度5段分に強化された手ぶれ補正機構の効果を評価する声も強い。「私はバババッと連写し、パソコン上で手ぶれした失敗カットを捨てる撮影スタイルを採っている。これまで、撮影したカットの半数近くに手ぶれがあって捨てていたが、E-5は捨てるカットが驚くほど減った」と、効果の向上に驚く声もあった。

 素早い動きをする野鳥や航空機の撮影を楽しむユーザーからは、オートフォーカス性能の向上が指摘された。「被写体にオートフォーカスを合わせ続けるC-AFモード、E-3では追従し損ねるケースが多く、ほとんど使っていなかった。だが、E-5では食らいつくように合わせてくれるので驚いた。連写撮影時は使う価値があると思う」と、確実な進歩を評価していた。

 表現を変えて撮影できるアートフィルターに加わった「ドラマチックトーン」のユニークさを評価する声もあった。コントラストと色調を変化させ、非現実的な仕上がりの描写になる。ドラマチックトーンはE-5にしか搭載されないため、それ目当てでE-5を購入したいという人もいた。