タッチパネルを採用し、フルHD動画撮影にも対応したコンパクトデジカメ。ボディーカラーには、シェルホワイト、ジュネスシルバー、ピュアピンクゴールド、エクストラブラックの4色が用意されている。

 撮像素子は、1/2.33型の有効1410万画素のMOSセンサー。新開発の画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンFHD」は、被写体の細部までクッキリと表現する「超解像技術」を実現しており、1.3倍のiAズーム時でも解像感の劣化がほとんどないと言う。また、35mm版換算で24~120mm相当をカバーする「ライカ DC バリオ・ズミクロンレンズ」は、開放絞り値F2.2と、従来のレンズ(F2.8)に比べて約60%も明るい。

 撮影は、言うまでもなくタッチパネルがメーンだ。タッチパネルの反応は非常に良く、ストレスは感じない。撮影をしたい場所にタッチするたけでピント合わせができ、同時にタッチシャッターでシャッターも切ることもできる。タッチパネルを搭載したことで「追っかけフォーカス」も使いやすくなったように思う。また、「MODE」と「MENU」はボタンになっており、撮影モードやメニュー画面を瞬時に呼び出せるのは便利だ。一点だけ不満に感じたのは液晶で、室内や夜に比べると、日中はやや見づらい印象を受けた。

 画質はシャープで、ディテールまできっちりと描写している。色も、実際の被写体に非常に近い。ノイズに関しては、ISO400までなら気にせずに撮影できる。ISO800になるとややノイズが目立ち始めるものの、実用には十分だろう。ISO1600以上になると解像感が失われ始めるので、被写体とイメージに合わせてISO感度を使い分けてほしい。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、LUMIX DMC-FX700の実力をじっくり見定めてほしい。

パナソニック
LUMIX DMC-FX700
実売価格:3万円前後
発売日:2010年8月20日
有効画素数 約1410万画素
光学ズーム 5倍
記録メディア SDカード(SDHC、SDXC対応)
液晶 3.0型TFTタッチパネル液晶(約23万ドット)
最高ISO感度 6400
●撮像素子:1/2.33型MOSセンサー(約1510万画素)●最大記録画素数:4320×3240●レンズ焦点距離(35mm判換算):24~120mm●開放絞り値:F2.2~F5.9●最短撮影距離:約50cm●連写:最大60コマ/秒●動画:1920×1080(30fps)●内蔵メモリー:約40MB●バッテリー:専用充電池(DMW-BCF10)●サイズ:幅10.35×奥行き2.45×高さ5.58cm●重さ:176g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F6.3●シャッター速度:1/1000秒●ISO感度:100●焦点距離:4.3mm(35mm判換算:約24.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F2.2●シャッター速度:1/80秒●ISO感度:100●焦点距離:4.3mm(35mm判換算:約24.0mm)(画像クリックで拡大)