パナソニックが2010年9月に発売した新ブルーレイDIGAシリーズは、同社が4月に発売した「DIGA BWT3000/2000/1000」に次ぐ3D対応BDレコーダー第2弾モデルだ。外見は従来モデルとあまり変わらないが、機能は大きく進化している。今回は特に機能の充実ぶりが注目されるモデルチェンジのようだ。そこでDIGAシリーズの進化を、開発者インタビューを交えて探ってみたい。

3D対応と省エネ、マルチタスク性能が向上

 今回の新ブルーレイDIGAシリーズは、Blu-ray 3D再生とダブル録画対応の最上位モデル「DMR-BWT3100(HDD 2TB)」、Blu-ray 3D再生とダブル録画対応の「DMR-BWT2100(HDD 1TB)/BWT1100(HDD 500GB)」、Blu-ray 3D非対応のダブル録画機「DMR-BW890(HDD 1TB)/BW690(HDD 500GB)」、Blu-ray 3D非対応のシングル録画機「DMR-BR590(HDD 500GB)」というラインアップだ。

パナソニックが2010年9月に発売した新「ブルーレイDIGAシリーズ」(写真は最上位モデルの「DMR-BWT3100」)(画像クリックで拡大)

 DIGAシリーズの開発に携わるパナソニック AVCネットワークス社 ネットワーク事業グループ ホームAVビジネスユニット AV商品技術センター 先行開発グループ 先行開発第二チーム 主幹技師の甲野和彦氏は、DIGAシリーズのコンセプトを次のように語る。

 「DIGAシリーズは物量を投入した重厚長大型のAV機器ではなく、デジタル信号処理の進化で高画質、高音質をシンプル、スマート(賢い)、サイレント(低ノイズ、低振動)に実現しています」(甲野氏)

 そのコンセプト通り、外見はライトでシンプルだ。旧来の物量主義のAV機器と比べると、軽い構造でやや心許ない印象もあるが、システムLSI「UniPhier(ユニフィエ)」によるAVクオリティーの高さには定評がある。