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――上京してから何か変わりましたか?

「それまで、本格的なボイストレーニングを受けたことがありませんでした。上京して通ったボイトレで(今の)基本が出来たと思います」

――最初は低音が武器だった、という話は有名ですね。

「ずっと低い声でした。ハイトーンは裏声を出す事が多かったです。でも『マクロスF』のデモ録りの時に、最初からキーが高くて『私の中では、そこがギリギリ』という曲があったんです。(プロデューサーの)菅野よう子さんが、そのデモテープを聴いて、本番録音の時に『これより1音上げましょう』と、その場で決定されて。『絶対に出ない。最初から裏声でいこう』と思っていたら『試したいから、1回地声でやってください』と言われて、そのとおり歌ってみたら、出たんです。自分でもびっくりしました」

 この一件を契機に、ちまたで言われる「圧倒的な声量と、伸びのあるハイトーンボイス」がMay'nちゃんの持ち味となる。それまでの本名、中林芽依からMay'nに改名したのもこのころだ。
 

――May'nに改名してからは順調ですね。

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「昔からライブが好きで、毎月必ずライブをやっていたのが良かったのだと思います。『歌うのが好き』から『ファンのみんなと会える』『ファンのみんなからパワーをもらえてうれしい』になりました。だから武道館(での単独ライブ)も『あの武道館でファンのみんなと会える』と思えました」

――緊張しなかったんですか?

「さすがに前日は眠れませんでした。でも、ステージに出て行ってファンの顔、一人ひとりの顔が見えると安心しました。反対に、逆光で(ファンの顔が)見えないと緊張してしまいます」

――3月のアジアツアーも大成功でしたね。

「イベントでも海外からお声をかけて頂く機会が増えました。今も日本では夏のツアーの真っ最中なんです。去年はZeppツアーでしたが、今年は倍の16か所。ともかく『みんなに会いに行きたい』という思いが強いです。いつか47都道府県全部に行けたらな、と思っています」