東京・港区、青山通りに面した一等地に、インテリア雑貨ショップの「AOYAMA Francfranc(以下、青山フランフラン)」はある。昨年まで「紀ノ国屋」が仮店舗と駐車場を設けていたスペースに、新しく建てた店舗なのだ。オープンしたのは5月22日だから、ちょうど4カ月ほどが経過したところだ。いつ訪れても多くの人でにぎわっているショップのひとつであり、この度、新ラインである「Francfranc Standard(フランフラン スタンダード)」を立ち上げたということから取材に行った。

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4つのミニショップが入った広大な店舗

 「フランフラン」と言えば、既に全国で110に及ぶ店舗を展開しており、知名度も高いブランド。しかし、考えてみると、青山エリアにはショップがなかったのである。また、登場した頃は「25歳のOL」をイメージターゲットに据えていたのだが、時代の変遷とともに、ターゲット層を改めて見直すことにした。「青山フランフラン」では、そういった実験的な試みをいくつも盛り込んでいる。

 まずファサードは、大きな一軒家のような風情で、外装に施されたペンキで描いたような大胆な図柄が目を惹く存在。ショップデザインを手がけたのは、インテリアデザイナーの森田恭通氏だ。路面に4つのウィンドーが設えてあるのだが、それぞれがユニークなミニショップになっているのも面白い。向かって右手から「クリーチャー・ヴァレー」という、リアルなぬいぐるみを集合させたコーナー、次がロンドン発の情報誌である「MONOCLE」の展開している雑貨のセレクトショップ。「MONOCLE」は既に、ロンドンやロサンゼルスでもショップ展開しているが、日本では初上陸だ。ここでは、吉田カバンとコラボしたバッグなど、デザイン性の高い雑貨がセレクトされている。

ロンドン発の情報誌「MONOCLE」によるセレクトショップ(画像クリックで拡大)

 そして、中央入口をはさんで次のショップは「アサイーバー」。もともとタコ焼きショップの「アオタコ」が入っているのだが、さすがにこの夏は異常な暑さだったこともあり、期間限定で「アサイーバー」にしたという。秋から再び「アオタコ」になる予定だ。一番左手は「グッデイズ・マラサダ」というハワイで人気のマラサダ・ドーナツのショップ。都内初出店ということから、行列ができる人気ショップにもなっている。店の前にはテーブルと椅子が配されていて、ドーナツやタコ焼きなどはテイクアウトもよし、ここで食べたり飲んだりして楽しむのもありなのだ。

4つのミニショップが並ぶファサード(画像クリックで拡大)