ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はNECの新ネットブック「BL550/CS6R」を試用した。売れ行きが芳しくないネットブックだが、デキがよいネットブックが登場した。OSにWindows 7 Home Premiumを採用、メモリーを標準で2GB搭載する新製品の実力とは?

 ネットブックの売れ行きが芳しくない。一時は全パソコンの2割に達する勢いだったが、いまや半減の様相だ。その理由は各所で書いているので簡単にまとめるが、要するに性能がアップしなかったので買い換えが進まなかったこと、A4ノートが値下がりして価格差が減ったことに尽きるだろう。入門用としてネットブックを買っていたユーザーは、A4ノートが安いならそれに越したことはないのだ。まあ、100円販売の目新しさも失われ、ユーザーは価格のマジックにも気づいてしまったのだろう。

 さて、ネットブック全体の売れ行きが落ちているとしても、まだ力を入れて開発しているメーカーも少なくない。そもそもネットブックをヒットさせた外資系メーカーしかり。また、NECも今回取り上げる新モデルは、なかなかデキがよい。

 今回は、NEC製ネットブックLaVie Lightシリーズの上位モデルBL550/CS6Rを借りてみた。このモデルはかなり変わっていて、基本的な製品構成はネットブックながら、OSにWindows 7 Home Premiumを採用し、メモリーを標準で2GB搭載しているのだ。

 コンシューマ向けのモバイルノートを持たないNECだけに、携帯用の選択肢として投入しているように感じる。

 さて、若干いまさら感のある時期に、あえて登場した完成度の高いネットブックを早速レビューしていこう。

新登場のLaVie Light BL550/CS6Rは、ネットブックとしては一般的なデザインだが、安っぽさはない(画像クリックで拡大)