3D対応テレビとBDレコーダーを購入済みのユーザーにとって待ちに待った「Blu-ray 3D」タイトルの発売が、いよいよ目前に迫っている。9月17日にはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる『くもりときどきミートボール IN 3D』『モンスター・ハウス IN 3D』が発売、10月6日にはワーナー・ホーム・ビデオから『タイタンの戦い』のBlu-ray 3Dタイトルが登場する。

ソニー・ピクチャーズが9月17日に発売するBlu-ray 3Dタイトル『くもりときどきミートボール IN 3D』と『モンスター・ハウス IN 3D(画像クリックで拡大)

 音楽作品では9月下旬に中国出身のピアニスト、ラン・ランによる『ラン・ラン ライブ・イン・ウィーン』、10月20日にはCHEMISTRYのライブを収録した『CHEMISTRY TOUR 2010 regeneration in TOKYO INTERNATIONAL FORUM』(どちらもソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)が登場する。こうした3Dタイトルの発売を目前に控えた7月から8月にかけて、薄型テレビを発売している大手家電メーカー各社からBDレコーダーの発表が相次いだ。3D対応BDレコーダーへの移行ラッシュの始まりだ。

 現在、3D対応BDレコーダーを発表しているのは、3Dテレビを発売しているパナソニック、シャープ、東芝、ソニーの4メーカーだ。

 パナソニックは4月から他社に先駆けて3D対応BDレコーダー「ブルーレイDIGAシリーズ」のラインアップとして「DMR-BWT3000/2000/1000」を発売していたが、8月にはマイナーチェンジモデル「DMR-BWT3100/2100/1100」を発表した(3機種とも9月15日発売)。2Dモデルを残したまま、高級モデルのみ3D対応という位置付けは変わらない。500GBのHDD容量にダブルチューナーを内蔵する最も廉価な「DMR-BWT1100」は、実売価格11万8000円前後だ。

パナソニックが2010年9月15日に発売する「ブルーレイDIGA DMR-BWT3100」(画像クリックで拡大)

 シャープの「AQUOSブルーレイシリーズ」も、同社が俳優の本木雅弘さんを起用して宣伝に力を入れている「AQUOS クアトロン 3Dシリーズ」と同じ7月末に発売された。製品ラインアップはダブルチューナー搭載の「BD-HDW700」「BD-HDW70」の2モデルのみで、実売価格は2TB HDD搭載のHDW700が22万6000円程度、1TB HDD搭載のHDW70が16万8000円程度と高めになっている。

シャープが7月末に発売した3D対応「AQUOSブルーレイシリーズ」2モデル(上が2TB HDD搭載の「BD-HDW700」、下が1TB HDD搭載の「BD-HDW70」)(画像クリックで拡大)

 以上の2メーカーの3D対応レコーダーの価格を見ると3D対応レコーダーはいまだ“高嶺の花”という印象を受けてしまうかもしれない。しかし、ソニーは先行する2社にはない積極攻勢を打ち出した。