――パリで荷物が行方不明になったとか。

 そうなんです。3つのトランクが、空港の荷物受け取り場に出てこなかったんです。ライブ用に3枚目と4枚目のシングルの衣装を用意していたのですが……。用心して別々のトランクに入れていたのに、全部出てこなかったんですよ。

――ステージとかはどうしたの?

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 パリに着いた夜、シャンゼリゼ通りへ繰り出して、閉店間際のお店に飛び込みました。Tシャツは用意していただいていたので、とりあえずショートパンツをゲットしました。メイク用品も一式そろえたんですよ。だからステージなどはTシャツとショートパンツでした。

 荷物が無くなったときは、ショックを受けましたね。言葉も通じなかったですし。でも強くなりました……。どうにかなるもんですね。私ってダメなときほど、強くなるんです。叱られて育つタイプ(笑)。

――トランクは結局出てきた?

 最終日のライブを終えてホテルに戻ったら届いてました。「今かよ~~」と思いました。(同じくジャパン・エキスポでライブやサイン会を開いた)「モー娘。」のメンバーが、自分たちの衣装を着ているのを見て、とてもうらやましかったですから。

 

 麻生夏子は、司法試験合格率が高いことで有名な中央大学法学部在学中である。

――ご両親は芸能活動に反対?

 中学では芸能活動ができなかったので、中央大学の付属高校へ進学。大学受験をしなくて済む高校なので、晴れて高校1年からタレント活動をすることにしたんです。で、ちょっと浮かれていたのかな。初めて父に叱られて、正月に大喧嘩しました。3時間くらい、話し合いましたよ。生まれて初めての(厳格な)父への口答えでした。でも「おまえが、そこまで言ってくるのは初めてだな」と父も認めてくれました。それからは応援してくれています。でも大学を卒業するのだけは親孝行だと思っているので、がんばって両立させて卒業を目指します。