スマートフォンとモバイルノートの中間に位置する「スマートブック」。今夏、KDDIとNTTドコモがシャープ製の端末を発売したことで存在感が高まっている。とくにKDDIが6月30日に発売した「IS01」は好調だ。価格比較サイト大手「価格.com」の注目度ランキングでは、KDDIの全モデル中1位を3週連続でキープしている。書き込み件数も1000件弱に達している。好調の要因を探った。

発売前の不調が嘘のようなヒット

 発売開始から好調のIS01だが、今年3月の発表時点でのユーザーの反応は今ひとつだった。価格.comの口コミ(カカクBBS)では、「モバイルノートを買った方がいい」「Androidケータイと思っていたのに残念」と辛辣な書き込みが見られた。

 IS01は、Android端末ながらKDDIの各サービスやワンセグ、赤外線通信など日本向けの機能を数多く搭載したのが特徴だ。国内メーカーのシャープが開発しており、他キャリアから発売されている海外仕様のAndroid端末とは一線を画す。大ヒットしているNTTドコモの「Xperia」もソニー・エリクソン製と国内メーカーが製造しているが、海外向けに開発したものを国内向けにローカライズしているため、ワンセグなど日本独自の機能は搭載していない。

 ディスプレイは、5インチフルワイドVGA++(960×480ドット)のマルチタッチ対応液晶。底面にオートフォーカス付きの527万画素カメラを内蔵する。ノートパソコン風の見た目だが、内蔵スピーカーとマイクでの通話が可能。カラーはブラックとライトブルーの2色。本体のサイズは83(W)×149(H)×17.9(D)mm、重さは227g。連続通話時間310分で連続待受時間は200時間だ。

 発売前は期待している人が少なかったIS01だが、発売後の購入者のレビューは意外にも高評価が多かった。特に価格の安さ、画面の大きさ、バッテリーの持ち、レスポンスの良さを評価している人が多い。店頭で触って「意外といいかも」という声が非常に多いのもIS01の口コミ、レビューの特徴だ。「最初はバカにしていたのに、心が揺れています」という口コミもみられた。パソコンの代わりにネット専用端末として購入する人もいる。2台目の携帯端末として購入している人も多い。さすがに1台目の端末として購入している人は少ないようだ。

 価格は、9月30日まで実施する「ISデビュー割」で、新規契約のユーザーなら2年間で最大2万6280円割引される。店頭では2万円台で購入できる。

■価格.comのランキング

価格.comのトレンドサーチから引用(画像クリックで拡大)