【ディレクターjinkeの“矢立旅行記”その1】

島根の本命グルメといえば出雲そば! のはずなのですが……

 ついに、豊造の島根ツアー最終回。出雲大社やら、一畑電車やら、足立美術館やら、島根を満喫いたしました。「あと、何があるんでしたっけ?」と豊田さんに聞くと、「松江城があるじゃないですか!」とごもっともなお言葉。昔からの姿を今も残す貴重な建物ですからね。そりゃあ、行かねばなるまい。

松江市内、至る所にお堀があって「城下町なんだなあ」と実感します(画像クリックで拡大)

日本の道100選にも選ばれている「塩見縄手」という通り。アスファルトをはがして、威勢のいい町民が行き交えば、そのまんま江戸時代?(画像クリックで拡大)

「塩見縄手」には小泉八雲の銅像もあったりして。彫りの深い顔ですなあ。当時の人たちにとって、外国人は珍しかったのでは?(画像クリックで拡大)

お、豊田さんがカメラを取り出しました。「なんか、いい構図、ありますかーっ」(画像クリックで拡大)

 「松江城のほかに、島根でやり残したことは……」と考えていると、「jinkeさん、出雲そばがありましたよね?」とSプロデューサー。「そうでした、そうでした」と早速、出雲大社の近くにあるそば屋へ。

 店内はたくさんの人がいるのですが、なんだかやけに静か。造景さんが「そば屋なのに、ズルズルって音がしないねえ。ここに来る人は上品なんですかねえ」と指摘。確かに、そばをすする「ズルズルっ」という音がしない。

 出雲そばは三段の丸い器にそばが盛られている、割子そばスタイル。それに、汁をぶっかけるそうで。古の人々は野外で食べることを前提に弁当のようなイメージにした……、というのが発祥らしい。で、実際、食べてみると、なんだかボソボソしていてのどごしも今ひとつ。「あれ? こんなもんかなあ……」。

 Sプロデューサーが「もう一軒だけいってみましょうよ」と訪れたのが、地元の方に勧められたお店。こちらは前の店よりものどごしが良かった。でも、なんかパンチに欠ける印象。

「出雲そば」。このように小さな器に少しずつ盛っているのがポイント。そばをツユにつけるのではなく、上からかけて食べる(画像クリックで拡大)

 後で調べてみたら、そばの実を皮ごと石臼で挽くそうで、それがボソボソの原因のようです。その代わり香りが良いとのこと。でも、僕らは「東京のそば」をイメージしていたこともあり、のどごしやツルツル感を追い求め、香りを楽しむことを忘れておりました(泣)。やはり、事前に調べておいて、きちんと心構えを持ちつつ挑むのが正しいのかもしれないですね。

「なんかボソボソかな……」と、言いつつもうまそうに(?)食ってますな(笑)(画像クリックで拡大)

 さて、お腹もいっぱいになったことだし、松江城に行きますか、とレンタカーを走らせると、大地の真ん中にある、なにやら「いびつな壁?」が目に飛び込んできました。豊田さん、すかさず写真を撮ってますが、なーんか変な感じ。豊田さーん、それ、なんですかーっ?

レンズの先にある「松の砦」がいたるところにあるんです。これは何?(画像クリックで拡大)