メロン熊マグネット(380円)。北海道物産センター夕張店の店舗とネット通販でのみ購入可能(画像クリックで拡大)

 北海道夕張市にある北海道物産センター夕張店で誕生したキャラクター「メロン熊」が人気を集めている。夕張市の特産品である夕張メロンと荒々しいヒグマをコラボさせた商品を開発したのは、同店店長の若狭翁斉氏。若狭氏によると、どこの観光地に行っても土産物店には同じような商品ばかり並んでいることから、夕張限定で圧倒的にインパクトがある商品を作り、その商品のために夕張へ訪れる人が増えればと考えたことがきっかけだった。そこには、業者まかせでは利益が取れないという切実な事情もあったようだ。

 そこで「皆を笑わせられる商品を」とメロン熊を発案。2009年9月に顔マグネットを販売してみたところ、来客数が多い時期でなかったにもかかわらず反応がよく、早々に品切れに。しばし「冬眠」し、この春の新作を開発。2010年4月に顔マグネットに加え、四本足のマグネット、ストラップ、靴下を発売。3カ月で1万5000個を売り上げるヒットを記録した。この現象は全国紙などに取り上げられ、現在はあまりの注文の多さにストラップやマグネットは予約販売となっている。

(文/北本祐子)