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ショートパンツにホワイトスニーカーという夏の定番スタイル。カラフルなバッグのボーダーもどことなくマリンテイスト(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 もはや定番のおしゃれアイテムとして人気の黒ブチメガネ。去年は知的に見せられる細いフレームのものが人気だったが、今年はフレームの太い「黒太ブチメガネ」が人気を集めている。

 この連載で黒ブチ眼鏡を最初に取り上げたのは2008年(記事はこちら)。当時は黒ブチからくる「マジメ」なイメージとのび太のような「間抜け」感が人気で、度なしのアクセサリーアイテムとして使われていた。その後、定番化の流れに乗った黒ブチの次に町を席巻したのは「ド派手メガネ」(記事はこちら)。バリエーションや形ではなく色で派手さを出すド派手メガネは、マジメな黒ブチの対極を行くハジけたアイテムとして人気になった。

 「黒太ブチメガネ」は、黒ブチとド派手メガネの中間に位置するようなアイテムで、ポイントは極太フレーム。これまでの黒ブチメガネはフレームが細く、カラーやレンズなどで雰囲気を出していた。そのフレームが太くなるのでインパクトはかなりあるが、カラーフレームのような派手さはない。フレームが太くなったぶん、たくましいイメージが追加され、黒ブチのマジメ度合いが強くなった「質実剛健」というイメージだ。

 フレームが太くなったぶん、メガネの雰囲気は重めだ。そのため、スタイリングは軽さを重視したものが目立つ。特にカラーリングは重さを感じさせるブラックを避け、ホワイトやピンク、イエローなどのカラフルなものが中心。アイテムもシンプルでカジュアルなものが多く、パンツをハーフ丈などにして適度に肌を露出させるなどしてリラックス感を出すことが重要だ。ジャケットやスラックスなどの大人系アイテムと合わせてしまうと、堅苦しいと感じられてしまうだろう。