最速ブラウザとして利用者が増えている「Google Chrome」。直近のブラウザシェアを見ると、Google Chromeは7%弱とまだまだ小さいが、その数字は毎月、確実に伸びている(調査会社Net Applications調べ)。アップルの公式ブラウザ「Safari」を上回ってきたことからも、確かな“勢い”を感じさせる。

 最近のシェア動向を追ってみると、このところIEのシェアがどんどんと減り、ほかのブラウザに流れる傾向があった。その中でも、伸びているのがGoogle Chromeというわけだ。きっと、IEからGoogle Chromeへ移行する方が増えているのだろう。

 なぜ、Google Chromeなのか? 単にエンドユーザーにまで、速さが認知されただけではないように思える。本コラムで今年1月に取り上げたが、Google Chromeは最新の「v4」に移行して、拡張機能に正式対応した。それまでIEやFirefoxに見劣りしていた機能面が改善され、筆者の周りでも「Google Chromeに乗り換えた!」という人が多かったのだ。IEやFirefoxにも引けをとらない、第3の勢力として定着しつつあると見ていい。

 そんな注目のブラウザ、Google Chrome。利用者なら、この先どのような方向に進化していくのか気になるのではないだろうか? 今回はその一端を紹介してみたい。

 取り上げるのは、米国時間の5月4日に公開された「Google Chrome v5」の最新ベータ版だ。なんでも、JavaScriptのエンジンをさらに改良してさらなる高速化を図っているという。現行の正規版「Google Chrome v4」と比較しながら、その進化点を追っていこう。

Google Chrome v5ベータ版の配布サイト。公式ページの下にある「最新の BETA 版をお試しください」のリンクから進むと、ベータ版を入手できる

Google Chrome v5で日経トレンディネットを表示させてみた。インターフェースはv4と同じで、バージョンアップした印象を受けない(画像クリックで拡大)