新宿・歌舞伎町の近くにオープンした「ヤマダ電機 LABI新宿東口館」。建物は存在感のある大きさで、近くを走るJRの電車内からもよく目立つ(画像クリックで拡大)

 2010年4月16日、国内最大の家電量販店として知られるヤマダ電機が、東京・新宿エリアへ初出店して話題となった。超格安のオープンセール品がチラシなどで告知されたが、始発の電車で現地に行っても商品は買えないほどの盛況だった。では、どうすればオープンセールの恩恵のあずかれるのだろうか? 周辺にある競合店の対抗セールも含め、探ってみた。

長蛇の列ができたヤマダ電機。日替わり特価品の購入は至難のワザ?

 オープンしたのは「ヤマダ電機 LABI新宿東口館」。事前にテレビやWebサイトなどで大々的に開店を告知したこともあり、前日の夜から特価セール品狙いの客が続々と集まった。当日の朝、行列は店舗からかなり離れた新宿区役所のあたりまで延びていたほどだ。ヤマダ電機の発表によると、最終的な行列は約1万5000名にも及んだという。

 事前に配布されたチラシなどで告知されていたセール品は、富士通のネットブック「FMV-BIBLO LOOX C/E50L」(1万9800円、限定200台)や、NECのCore i5搭載A4ノートPC「LaVie L LL650/WG6B」(5万9800円、限定200台)など。いずれも展示品扱いだが、相場よりも大幅に安いのに驚かされた。誰もが「欲しい!」と感じる激安価格のため、購入を求める客が殺到するのも無理はない。

 筆者も当日の早い時間に現地に足を運び、この行列に加わった。だが、行列を整理していた警備員に話を聞くと「すでに、明け方から並んでいた客に対して整理券を配布し終えた。これから並んでも、おそらくセール品は購入できないのではないか」との説明を受けた。

オープン当日朝の様子。日替わりセール品狙いの長い行列が深夜からでき始め、建物の周囲をぐるりと取り囲むだけでは収まらないほどになっていた(画像クリックで拡大)

 このまま開店まで数時間並んでいてもチラシ掲載の目玉セール品は買えないと判断し、行列から離脱した。行列の状況を見る限り、セール品を購入するには始発でお店に向かっても難しいだろう。ヤマダ電機の状況も気にはなったものの、迎え撃つ立場の競合店の動きを探ることにした。