予想外!? 駆動時間でS9がS8を上回る

 早速、Sシリーズの最高峰、プレミアムエディション同士の対決を始めよう。まずは、最も気になるバッテリー駆動時間だ。テストでは、S8とS9、どちらもOSをリカバリーしたあと、バッテリー管理機能を「省電力」、無線LAN機能を「有効」に設定。バッテリーベンチソフトの「BBench」(作者:海人氏)を利用し、Web巡回とテキスト入力を有効にして駆動時間を測定した。なお、バッテリーはすべて新品を使用。S8に関しては、標準の2GBメモリー版、増設後の4GBメモリー版の2パターンで測定している。

 では、1つ目のテスト結果から見ていこう。輝度100%の状態で一番長くバッテリーが持ったのは、なんとS9の10時間3分24秒。続いてS8の2GB版が9時間53分20秒。S8の4GB版が9時間42分46秒となった。カタログ値では駆動時間が2時間も短いはずのS9が、実用時では一番長く駆動した。正直、予想外の結果だ。

 もう1つ、実用的な輝度に近づけるため、輝度を25%に抑えてみたが順位は変わらず。S9が13時間7分25秒で1位。約8分差でS8の2GB版が12時間59分26秒、最下位はS8の4GB版で12時間20分45秒となった。

 今回はSSD搭載のプレミアムエディションに限った話になるが、CPUがCore i5に変わった影響は全くなかったと言える。Webサイトを見るだけ……という負荷の少ない使い方なら「S9のバッテリーは持つ」と考えて良さそうだ。

バッテリー残量が100%から5%になるまで時間を「BBench」を使って計測した

省電力モードで無線LAN有効。輝度を100%にしたときのバッテリー駆動時間(画像クリックで拡大)

上の同じ設定で、輝度を25%に下げた場合のバッテリー駆動時間。輝度を調整するだけで、3時間も長持ちした(画像クリックで拡大)