ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はレノボ・ジャパンの「ThinkPad X201」を取り上げる。ビジネスノートとして人気が高かった「X200」の後継モデルだ。果たしてその性能は? さっそく借りて使ってみたが……。

 ベテランユーザーに人気の高いThinkPad X200、X200sがモデルチェンジを遂げて、X201、X201sとなった。今回、X201を借りることができたので、徹底的にチェックしてみよう。僕は、旧モデルとなったX200を所有しているので、実機を並べて比較してみたが、外観の変化は見つけられなかった。

 つまり、CPUなどが変わっただけなので、マイナーチェンジと考えてもよいだろう。ThinkPad Xシリーズは型番の末尾を「1」に変更したマイナーチェンジの次に、ボディーを一新するという製品投入のパターンを繰り返しているのだ。

今回借りたのはX201で、外観上は前モデルとの違いがほとんどない。液晶は、12.1型ワイド(1280×800ドット)で、295×210×35.3(最厚部)ミリとコンパクトだ。重量は構成によるが、カタログ値で1.41キロだ(画像クリックで拡大)

 本体は、例によって真っ黒だ。天板と底面にラバーっぽい塗装を施し、高級かつ滑り止め効果を発揮しているのも相変わらずだ。使い込むと、この塗装がカドからはがれてきたり、バッテリーだけ無塗装なのが個人的には気に入らないが、まあ、たいした問題ではない。

 本体が変わっていないのだから当然だが、何よりThinkPadらしいのが一番うれしいところだ。ボディーは、がっちりとして剛性感が高く、液晶の角度を変更するときの固さもうれしい。もちろん、キーボードはまったくたわまない。

 本体の大きな変更点と言えば、トラックポイントに加え、タッチパッドを同時に搭載したタイプが用意された程度だ。

型番がX201に変わったのが、外観上では最大の変更点である(画像クリックで拡大)

天板はラバーっぽい手触りの塗装で、こちらもこれまでと同様だ(画像クリックで拡大)