セメントの入ったプラスチック製テープカッター(左)に比べ、直線美(右)は華奢にみえるが…(画像クリックで拡大)

 スリムな形状で、横にあるセメントタイプよりも見るからに体積は小さいが、手に持ってみると驚くほど重い(直線美の重さは1.4kg、セメントタイプは1.22kg)。分解してみると、その理由がわかる。

「直線美」の中の空間には、11枚の鉄板が!角には本体内でカタカタいわないようにウレタンを当ててある(画像クリックで拡大)

鉄板を取り出してみた。赤茶色に見えるのは錆止め塗装(画像クリックで拡大)

 直線美の内部のほとんどは、11枚の鉄板が積層されたもので埋まっている。重いはずだ。鉄板の重心はリールよりも手前にあり、引いた力に対してバランスが良い。また、底面にある足は南部がゴム製なのに対して直線美はウレタン素材だが、グリップ力では南部に勝るとも劣らない。重さに加え、ウレタンがしっかりグリップするので、テープを引っ張ったときに滑って動いてしまうようなことがないのだ。

 もちろん、このおかげで、本体は幅50.3mm。キッチリスリムな長方形のため、机上でも収まりが良く、邪魔になりにくい。洗練されたシンプルな直線形状は、デザインを意識したデスクにもなじみやすいだろう。