予約が基本、利用時間まで細かく指定
最大17時間まで滞在できる

お隣はコンビニと家電量販店(画像クリックで拡大)

 場所は、京都式の縦横の通りを組み合わせた言い方で表現すると、寺町四条下ル。京都で一番の繁華街である四条河原町周辺に位置し、最寄り駅の阪急電車河原町駅まで徒歩2分、京阪電車祇園四条駅、地下鉄四条駅まで徒歩5分、さらに、先斗町や祇園で飲んでも歩いて帰れるという絶妙な立地だ。

 夜9時。カプセルホテルに泊まるには、まだ少々早い時刻だがチェックインすることにした。ガラス張りの入り口から館内に入ると、床も壁も天井も真っ白、そこに黒い太い線で描かれサイン表示だけがくっきりと目立つ。非常に印象的な空間。どこにいてもこの地点が何をする場所なのかを明快に示す、シンプルで機能的な内装だ。

 入館してすぐの場所にあるシューズロッカーに靴を預け、館内スリッパに履き替える。スリッパは不織布製。1日限りの使い切り。スリッパを納めてある袋を見ると、チェックインの手続きから寝るまでの基本的な過ごし方が6つにわけて書いてあった。

 まず受付で氏名や利用時間を確認。一般にカプセルホテルを予約で利用する人は多くない。ほとんどが直前に問い合わせて来たり、直接ホテルに来たりする。だが、9hでは事前予約が基本。予約は電話でもオンラインでも可能。今回はホームページからパソコンで予約しておいた。

 予約は、まずホームページでメンバー登録し、予約ページで指示に従って記入するだけ。簡単だが、通常のホテル予約と違って利用日だけでなく、利用時間を指定する項目まであるのが、年中無休、24時間利用できるカプセルならでは。9hといっても9時間以上滞在しても構わない。最長17時間まで可能だ。今回は夜21時から翌朝9時まで12時間予約しておいた。ただし、17時間以内でも指定した時刻よりチェックアウト時間を延長することは難しい。次の利用者の予約が入っていることがあるからだ。

受付。この時間はたまたまスタッフがここに集まっていたが、受付や館内の巡回、清掃までこなす。接客について、油井社長は「丁寧にしなくていい、親切にしなさい」と指導しているとのこと(画像クリックで拡大)

1階フロア。すべてが白の世界にサインの黒い線が目立つ。白黒以外の色はほとんどない。(C)Nacasa & Partners(画像クリックで拡大)

受付前のシューズロッカー。この番号の書体もこのホテルのためにわざわざ作られた。デザイナーが見逃したモノはないというくらい、すみずみまでオリジナルのデザインが施されている。(C)Nacasa & Partners(画像クリックで拡大)

館内各所のデザインがシンプルでいい感じ。これはたぶん利用客が最初に出会うサインであるシューズロッカーを示すサインと矢印。分かりやすい(画像クリックで拡大)

館内スリッパ。1日使い切りはもったいないとついつい思ってしまう。(C)Nacasa & Partners(画像クリックで拡大)

館内スリッパを入れる袋は紙製。9hの利用ガイドがプリントされている。(C)Nacasa & Partners(画像クリックで拡大)