先週に引き続き、ヘッドホンの売れ筋をレポートしたい。今週のテーマはインナーイヤータイプだ。売れ行きがヘッドホン全体の7割に及ぶ人気ジャンル。その理由について同店の山本氏は「ファッション性のみを考慮するなら1000円以下から、音にこだわるなら数万円のモデルもラインアップされるなど、選択肢が幅広いのが大きいですね」と説明する。「屋外で音質を追求するならインナーイヤー型だ」と断言するこだわり派も少なくないのだそうだ。

 同店では、1000円以下の低価格モデルが数量ベーzスでもっとも売れている。ただ今回は2000円以上の商品の売れ筋ランキングとした。音質にこだわる人が買い求めるのは「2000円~4000円の商品が多い」(山本氏)からだ。山本氏は「それ以上の価格の高級機でも総合ランキングに顔を出すヒットモデルもありますよ」とも話す。

●売れ筋インナーイヤー型ヘッドホンランキング
1位 ATH-CKS50 オーディオテクニカ 3980円(ポイント10%)
 音圧レベル104dB/mWのカナル型で、再生音域は5~2万4000Hzとなる。本体重量は約8gで、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類。
2位 MDR-XB20EX ソニー 2980円(ポイント10%)
 5~2万3000Hzの再生音域を持つカナル型。フラットケーブルを採用しているのも特徴。音圧レベルは103dB/mWで、本体重量は約6g。カラーはブラックのみ。
3位 in-ear headphones BOSE 1万1980円(ポイント10%)
 BOSE唯一のインナーイヤー型で、本体質量は約18.1g(Mサイズイヤーチップ装着時)となる。カラーバリエーションはブラックの1種類。
4位 ATH-CKM55 オーディオテクニカ 4980円(ポイント10%)
 振動を抑えるスタビライザーを内蔵した音圧レベル104dB/mWのカナル型。再生音域は5~2万4000Hzで、本体重量は約6.5gとなる。カラーバリエーションは5種類。
5位 MDR-NC33 ソニー 7980円(ポイント10%)
 単四乾電池1本で稼働するノイズキャンセリング機能を備えたモデルで、再生音域は10~2万2000Hz。本体とコントロールボックスの重量は約7gと約19g。4色そろえている。

 音質にこだわる層をメーンに据えたランキングのため、カラーバリエーションが少ないモデルが上位を占めた。1~3位の「ATH-CKS50」「MDR-XB20EX」「in-ear headphones」は音に関する強化機能が人気を集めているようだ。振動を抑える機能やノイズキャンセリング機能を備えた機種も売れている。実用して違いが分かりやすいモデルが支持されているともいえるだろう。

 では、各モデルが人気を得た理由について、次のページから探っていこう。

参考:同店の売れ筋オーバーヘッド型ヘッドホンランキング

1位 ATH-FC700 オーディオテクニカ 4980円(ポイント10%)
2位 K414P AKG(ハーマンインターナショナル) 7980円(ポイント10%)
3位 RP-HTX7 パナソニック 5980円(ポイント10%)
4位 MDR-XB500 ソニー 6980円(ポイント10%)
5位 SE-M390 パイオニア 2980円(ポイント10%)
高級機1位 AH-D1000 DENON 1万4800円(ポイント10%)

ビックカメラ池袋本店 3階にあるオーディオコーナー。オーバーヘッド型コーナーの対面がインナーイヤー型コーナーとなっている。リニューアル後は、ファッション性の高いモデルを別コーナーに並べている(画像クリックで拡大)

※なお、写真や文章で掲載している価格とポイントは、2009年11月12日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。