前回の記事「デジタル一眼用の中古交換レンズ、購入時の注意点は?」では、中古レンズ購入の際の注意点やチェックすべきポイントを解説した。

 今回は、性能の高さで注目が集まるデジタル一眼レフカメラの中級モデルの中古品価格や在庫量、価格が大きく下がる買い時などをチェックしていきたい。全国有数の中古カメラ激戦区である新宿駅西口の人気カメラ店の担当者に話を聞いた。

中古品ならば、入門機並みの価格で中級モデルが買える!

 新宿西口に店舗を構えるじゃんぱら新宿店の梛野 真氏によると、「エントリー機からの買い換えでキヤノンの『EOS 40D』やニコンの『D80』などの中級モデルがよく売れている」という。

 中級モデルの撮像素子は1000万~1200万画素前後で、画素数だけを比べれば最新のエントリー機と変わらない。だが、連写できる速度や枚数、オートフォーカス性能、操作性などで大きな差がある。こだわった写真を撮りたいという需要だけでなく、「エントリー機ではちょっと恥ずかしい」という理由で中級モデルを選択する人も多い。

キヤノンの「EOS Kiss DIGITAL」シリーズからのステップアップ用途で人気があるのが、中級モデル「EOS 40D」「EOS 50D」だ。画質はもちろん、操作性の向上としっかりした作りのボディーに驚くはずだ(画像クリックで拡大)

 同店では、イチオシとしてキヤノンの「EOS 40D」(5万6800円)を挙げる。エントリー機「EOS Kiss X3」並みの価格帯で中級モデルが入手できることが人気の理由だ。後継モデル「EOS 50D」の中古価格は7万7800円前後なので、約2万円も安い。

 有効1010万画素の画素数は、有効1510万画素のエントリー機「EOS Kiss X3」と比べて見劣りする。だが、梛野氏が「A4サイズで印刷しない限りは画質で不満を感じることはない」と語るように、1000万画素もあれば画質面で不満を感じることはない。

 ニコンの「D80」も、価格と性能のバランスが取れた名機として人気が高い。だが、取材時点は在庫を切らしていた。買いやすい価格に下がった中級モデルは、店頭在庫の回転も早いという。