2009年5月21日、Googleは高速ブラウザーソフト「Google Chrome」の最新版、バージョン2.0を公開した。Google Chromeは、昨年9月に1.0版のベータ版が登場して以来、表示速度の速さで注目が集まり、利用者が急増中。本コラムで過去2度実施した高速ブラウザー実力チェックで好成績を収めている。当初はこなれていないと感じていたインターフェースも、使ってみればシンプルで機能的。搭載する機能はほかのブラウザーソフトよりも少ないのだが、その分、快適に使える点も気に入ってしまった。

 今ではニュースサイトを巡回するときは、Chromeを利用するようになった。起動時間やページの読み込みなど、サッと読みたいときにストレスを感じることが少ないというのがその理由だ。ただし、細かな不具合がいくつも見られ、メインユースにするにはまだ辛いと感じていたのも事実。機能についても、サイドバーにお気に入りが表示できなかったり、マウスジャスチャーが使えなかったりと、不満があった。おそらくGoogle Chromeの使っている人の多くは、不満点を持ちながらも、快適さにひかれて使い続けているはずだ。

 そんなGoogle Chromeユーザーにとって、非常に気になるのが今回の2.0版へのメジャーバージョンアップだ。Googleによると、2.0版では約300の不具合を修正したほか、JavaScriptの処理能力が30%も高速化し、新しい機能も追加されたという。そこで早速、利用しているGoogle Chromeをアップデート。進化点を中心に、Google Chrome 2.0の魅力を探ってみた。

Google Chromeの公式サイト。インストール用のアプリケーションがダウンロードできる

既存ユーザーは、アップデート機能を使って2.0へと変更する(画像クリックで拡大)