突然端末が使えなくなる! 地雷のような「赤ロム」には要注意

 あまり聞き慣れない「赤ロム」の問題についても触れておかねばならない。赤ロムとは、割賦販売の支払い途中に買い取りに出された端末だ。前ユーザーの支払いが滞りキャリア側から使用停止にされた状態だ。

 赤ロム化した端末は液晶ディスプレイ内のアンテナ表示が赤色に変わり、通話などのサービスが利用できなくなる。こうした端末を購入すると、SIMカードを差し替えても利用できないことがある。

 例えば、ショップが買い取る時には問題なくても、それ以降に支払うことになっている料金を支払わないケース。キャリアは端末自体をロックできるので、店頭に並んでから利用できない状態になることもある。

 中古ショップ側も赤ロム問題を把握している。じゃんぱらでは、中古ケータイに1カ月間の保証期間を設ける以外に、赤ロムについては理由や期間の制限を設けず返品に応じる方針だという。

 特定の販売店では安心できるサポートを受けられるが、他店でも同じような保証があるとは限らない。特に、ネットオークションで入手した場合はトラブルの原因になりかねない。中古ケータイを購入する際、もっとも注意しておきたい点といえよう。

 中古ケータイは市場が立ち上がったばかり。まだ多くの問題を抱えているのも事実だ。ただ確実に成長しつつあり、将来多くのショップが参入してくると予想される。

 キャリアの販売報奨金制度の廃止から、新品の端末価格が平均5万円前後にまで高額化してしまった。新しめの端末を割安に入手できる選択肢として、中古ケータイはニッチな存在から一般的なジャンルへ変わりつつある。今後、注目すべき存在になるのは間違いないだろう。

(文/白石ひろあき)

※価格情報は5月中旬調べ。価格は変動する可能性があり、在庫切れになるケースもあります。特記無き場合は税込み価格です。