今回売れ筋をチェックしたのはヘッドホンだ。ヘッドホンには、インナーイヤー型(イヤホン)や耳を覆うオーバーヘッド型、形状のカテゴリとは別に、外部の騒音を打ち消す機能を備えるノイズキャンセリングヘッドホンなど、多彩な製品がある。しかし、ビックカメラ新宿西口本店のオーディオコーナーを担当する北尾氏は「売り上げ全体の8割がインナーイヤー型となっております。オーバーヘッド型も根強い人気がありますが、総合ランキングの上位にはなかなか顔を出せない状況です」と語る。

 そこで、今テーマは2週間に渡り、インナーイヤー型とオーバーヘッド型に分けて人気モデルを紹介することにした。今週はインナーイヤー型。同店のランキングは以下のようになっていた。

●売れ筋インナーイヤー型ヘッドホンランキング
1位 in-ear headphones BOSE 1万1980円(ポイント10%)
 BOSE初のインナーイヤー型ヘッドホンで、低音の表現力を高める独自の技術を採用する。φ16mmのドライバユニットを搭載し、本体の質量は約20gとなる。
2位 ATH-CKM70 オーディオテクニカ 9800円(ポイント10%)
 φ12.5mmのドライバユニットを搭載し、再生音域は5~2万4000Hzに及ぶカナル型。音圧レベルは106dB/mWで、本体質量は約10gとなる。
3位 MDR-EX500SL ソニー 9980円(ポイント10%)
 5~2万5000Hzの再生音域を持つカナル型で、ドライバユニットはφ13.5mmとなる。音圧レベルは106dB/mW。本体質量は約5gだ。
4位 HP-FXC50 ビクター 3980円(ポイント10%)
 4種類のカラーバリエーションを用意するカナル型。10~2万4000Hzの再生音域を持ち、音圧レベルは103dB/mWとなる。本体質量は3.8g。
5位 ATH-CKM50 オーディオテクニカ 4980円(ポイント10%)
 φ12.5mmのドライバユニットを搭載するカナル型で、再生音域は5~2万4000Hz。音圧レベルは104dB/mW。本体質量は約7gとなる。カラーは5種類。

 このジャンルでは定番となっているオーディオテクニカとソニーを抜き、BOSE初のモデルがトップに立った。また、売れ筋全体をみると1万円前後のモデルが多いが、これについて北尾氏は「5000円以下の低価格帯は人気が分散する傾向にあります。音質を求める人が購入する高級クラスになると、特定のモデルに売れ行きが集中するようになりますね」と語る。

 では、人気が集まるモデルの理由を次ページからみていこう。

ビックカメラ 新宿西口店 3階にあるオーディオコーナー。各モデルの実機が並び、手持ちのMP3プレーヤーなどを使って手軽に試聴できる(画像クリックで拡大)

※なお、写真や文章で掲載している価格とポイントは、2009年5月7日13:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。