「2009年10月、東京につづくミシュランガイドの第2弾を出版します。
 第2弾は、京都と大阪です!」

<左から>ミシュランマン、ジャン=リュック・ナレ(ミシュランガイド総責任者)、ベルナール・デルマス(日本ミシュランタイヤ代表取締役社長)。調査員は7人。全員日本人だという(画像クリックで拡大)

 2009年4月6日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開かれた日本ミシュランタイヤ社の記者発表会に出席してきました。以前から、「出るぞ! 出るぞ!」と噂されていた『ミシュランガイド』の「関西版」について公式のアナウンスがあるということで、「さて、その対象エリアは、いったいどこになるのか?」と興味津々で出席したわけです。

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 大阪で発表するとリリースがあった時点で、「大阪」は当確です。最も気になっていたのは、「京都」の扱いです。「関西版」ということで「京都・大阪」版なのか? あるいはひょっとして「大阪」だけなのか? 「神戸」はどうなるのか?

 昨年(2008年)6月、主宰している「フードジャーナリスト会議」で、ミシュランガイド総責任者ジャン=リュック・ナレ氏を呼んで詳しい話を聞いた際、「2009年以降の関西進出をにらんで、調査員が大阪に様子を見に行っている」と、「大阪」が対象エリアであることをこっそり教えてくれていたのですが、「京都」については、さてどうしたものかとまだ決めかねている様子でした。

 本来であれば日本を代表する食の都「京都」を外すはずはないところですが、かねてより京都の老舗料亭が軒並みミシュランを毛嫌いして掲載拒否を宣言していると、ことあるごとに伝えられていたので、そこをあえて強行突破はしてこないだろうという憶測が一部で流れていたのも事実です。その一方で、京都の複数の飲食店からは、ミシュランのオファーがあったという情報が漏れ伝わってきてもいました。

 ということで、関西版の対象エリアについての正式なアナウンスを心待ちにしていたわけです。で……正式発表によると、関西版は「京都・大阪」に決定。調査員は全員日本人で7人。6月末から7月頭までに掲載店を決定して、発売は10月中旬。『ミシュランガイド東京』に1カ月先行する形になります。これから毎年秋には、まず『ミシュランガイド京都・大阪』が出版され、そして『ミシュランガイド東京』とつづく、レストランシーンの新たな風物詩が誕生することになりそうです。