「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第83回は、家庭用プラネタリウム。研究所の予算で手に入る星空の美しさは!?

手頃な価格で本格的な星空が楽しめる「ホームスター」シリーズのエントリーモデル。交換可能な専用恒星原板2枚が付属する。ボディーカラーはブラック、ホワイト、ブルーの3種類。製品情報はこちら
今回買ったもの
家庭用プラネタリウム

「ホームスターPURE」

(セガトイズ)

購入価格:8700円


 今回は、家庭用のプラネタリウムを購入することにした。僕は東京に住んでいるので、夜空の星を堪能する機会があまりない。たまに出張や旅行に出かけると、あまりにも星空が美しくて驚くばかりである。家でもあの星空が楽しめないかと、プラネタリウムの入手を思い立ったのだ。しかも、1万円以下で手に入るのだから、期待してしまう。

 手に入れたのは、セガトイズの「ホームスターPURE」。ホームスターシリーズの最廉価モデルで、Amazon.comでは8700円だった。ホームスターは、個人でプラネタリウムを作り上げた大平貴之氏と共同開発しているとう、こだわりの製品だ。浴室用などを除くと、シリーズには全3製品がある。

 このモデルがほかの機種と違うのは、流星がランダムで発生する機能がなく、回転も手動となっているところ。上級モデルは約12分で自動的に一回転する。機能では劣るものの、明るさはワンクラス上の「ホームスター」と同じ1Wなので星空の美しさは期待できそうだ。ちなみに、最上位モデルの「ホームスターPRO」は3Wと性能が高い。

この卵形がキュートなのか――個人的な文句はさておき、小さくてどこにでも置けるのが好印象。サイズは110×110×160mmだ(画像クリックで拡大)

 上位機の希望小売価格は、ホームスターが2万790円、ホームスターPROが2万9925円。どちらも、実際には多少安く買えるとはいえ、ホームスターPUREと比べると、2倍以上の価格差である。さらに上位の「ホームスターEXTRA」もラインアップされている。こちらは、6万900円の高級モデルで、星空をより細密に表示するそうだ。

 さて、到着したホームスターPUREを見て、当研究所的には笑ってしまった。以前取り上げた温泉たまご器と形が似ているのである。毎度同じことを書いて恐縮だが、安価で親しみやすいデザインも悪くはない。だが、プラネタリウムなんだから、卵にすることはないだろう。ちょっと科学者を気取れるようなデザインにしてほしいのだ。

フタを外すと、上にレンズが現れる。(画像クリックで拡大)

前後の首振りも可能で、本体も軽いので好きな角度で投影できる。ただし、角度を調節しても補正はされないので、映像は若干ゆがむ(画像クリックで拡大)