連写した画像データから“動く合成写真”が作れるダイナミックフォト機能を搭載したコンパクトデジカメ。最大で20枚のアニメーションを作成できるほか、静止画合成も可能だ。実際に試してみたが、きれいに合成するのは意外とたいへん。しかし、今までのコンパクトデジカメにはなかった面白い試みと言えるだろう。

 CCDは1/2.3型、有効1210万画素。画像処理エンジンには、複雑な画像処理を超高速で実行する「EXILIMエンジン4.0」を搭載している。光学4倍のズームレンズは35mm判換算で28~112mm相当をカバーし、開放絞り値はF2.6~5.8となっている。マクロモードでは、レンズ先端から10~50cmの撮影が可能。液晶モニターは、23万ドットの3.0型の高性能クリア液晶を採用している。39種類のBS(ベストショット)機能やトラッキングAF機能、CCDシフト式手ブレ補正、顔認識、HD画質のムービー、ワイヤレスLAN(Eye-Fi)など、多くの機能を搭載しているのも魅力だ。

 画質に関しては、シャープでディテールがよく表現できている印象。色味は、見た目に近いナチュラルな発色だ。ノイズはISO200くらいまでなら全く気にならない。ISO400では少し解像感が失われるものの、十分実用レベル。ISO800以上はノイズが増え、解像感もさらに失われていく。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、EX-Z400の実力をじっくり見定めてほしい。

カシオ計算機
EX-Z400
実売価格:3万9800円前後
発売日:2009年1月23日
有効画素数 約1210万画素
光学ズーム 4倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)
液晶 3.0型TFTカラー液晶(高性能クリア液晶)
最高ISO感度 3200
●CCDサイズ:1/2.3型●最大記録画素数:4000×3000●レンズ焦点距離(35mm判換算):28~112mm●開放絞り値:F2.6~F5.8●最短撮影距離:10cm●HD動画:1280×20、24fps●内蔵メモリー:35.2MB●バッテリー:専用充電池(BC-31L)●サイズ:幅9.69×奥行き2.30×高さ5.76cm●重さ:131g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F7.0●シャッター速度:1/640秒●ISO感度:64●焦点距離:4.9mm(35mm判換算:約28.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F5.8●シャッター速度:1/250秒●ISO感度:200●焦点距離:19.6mm(35mm判換算:約112.0mm)(画像クリックで拡大)